WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

なぜか録音の時だけ下手に聞こえる…そんな時に見直したいこと

こんにちは!

wacca music school ボイトレ・DTM講師の山田裕介です!

今回は、

「歌を録音する時のコツや心構え」についてお話ししていきます。

普段は上手く歌えているのに、

* 録音になると声が硬くなる
* 音程ばかり気になってしまう
* なんだか“良い感じ”に聞こえない

そんな経験がある方も多いのではないでしょうか?

実は、録音は“歌唱力だけ”で決まるものではありません。

録音環境や事前準備、そして録音中のメンタルによって、歌の聴こえ方はかなり変わります。

今回は、自宅録音やスタジオ録音でも実践しやすい、

「良い歌声を録るためのポイント」をご紹介します!

録音環境を見直す

自宅や学校のスタジオで一人でレコーディングをする場合は、

歌い始める前に、まず録音環境が整っているか確認してみましょう。

どれだけ歌が良くても、

* 音が割れている
* ノイズが入っている
* マイクとの距離が不安定

など、環境の影響で録音クオリティは大きく変わってしまいます。

例えば、以下のポイントをチェックしてみてください。

* マイクプリアンプの設定は適切か
(細かい設定は先生や詳しい人に聞いてみましょう)
* マイクとの距離感は安定しているか(目安は“こぶし1個分”程度)
* 周囲の音が入りにくい環境になっているか(マイクの角度を少し斜めにするだけでも、ノイズを少し除去できます)

まずは、“歌いやすく録れやすい環境”を作ることが大切です。

歌う前の“いつもの”準備をする

意外と多いのが、録音前になるとウォーミングアップをせず、いきなり本番テイクを録ってしまうケースです。

身体や声帯がまだ準備できていない状態だと、

* 声が硬くなる
* 音程が不安定になる
* 高音が出づらくなる

といったことが起こりやすくなります。

普段の練習やレッスンで行っている、

リップロール

ハミング

スケール練習

軽い発声

などを、録音前にもいつも通り行ってみてください。

大切なのは、

“録音用の特別な声”を作ることではなく、普段通りの自然な声を出せる状態に戻してあげることです。

「完璧」より「伝わる」を意識する

録音になると、音程やリズムばかり気にして“安全運転”になりがちです。

もちろん正確さも大切ですが、印象に残るテイクは、少し不完全でも感情が入っていることが多いです。

特に多いのが、

“音程を追うこと”に意識が行き過ぎて、言葉がフラットに聞こえてしまうケース。

すると、上手いのに心に残りづらい歌になってしまうことがあります。

おすすめなのは、録音前に一度、歌詞を感情込めて喋ってみること。

これをすることで、

* 言葉の重心
* 抑揚
* ブレス
* 感情の流れ

などを、自然に歌へ取り入れやすくなります。

声の変化に敏感になる

長時間録音を続けていると、

声帯が疲れる

集中力が落ちる

表現が単調になる

といった状態になりやすくなります。

たとえ音程が合っていても、

疲れによって“平坦に聞こえる歌”になってしまうことも少なくありません。

もし良いテイクがなかなか録れない場合は、

思い切って日を改めるのも大切です。

どうしてもその日に録り切る必要がある場合は、

* こまめに休憩を取る(深呼吸やストレッチしてみましょう!)
* 自分の録音を客観的に聴いてみる
* 一度ヘッドホンを外して歌ってみる

などを試してみてください。

耳と身体をリセットするだけでも、歌の自然さはかなり変わります。

まとめ

良い歌声を録音するために大切なのは、

* 正しい環境で歌えているか確認する
* 練習を積み、“環境”だけではなく“自分自身”を頼れる状態にしておく
* 録音中の自分の声の変化に敏感になる

この3つです。

録音は、“完璧な一発”を狙うものではありません。

少しずつ、自分の理想のテイクへ近づけていく作業です。

ぜひ焦らず、自分らしい歌声を楽しみながら録音してみてください!

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