こんにちは！
東京の音楽スクール《WACCA MUSIC SCHOOL》ミュージカルコース担当の迫田です♪
今回は、3月に公開されたミュージカル映画3本を取り上げてみます！
それぞれの見どころや、こんな人におすすめ！というポイントも挙げてみますので参考にしてくださいね。
万人にオススメ！映画その①
3月7日に公開され、瞬く間に話題となったのは映画「ウィキッド」！
今年のミュージカル映画、いや今年の映画全てにおいてこれなしでは語れないというほど世界中で大ヒットした作品です。
有名な童話「オズの魔法使い」の中に登場する、善い魔女と悪い魔女。
2人の知られざる友情と、オズの国に隠された秘密を巡るストーリーです。
CGではなく実際にセットを組み、セットの中での生歌パフォーマンスが採用されているなど、とても丁寧に作られたこの作品。
上演時間は2時間41分と少し長めですが、間延びや退屈を感じさせないストーリー展開に釘付けになるはず！
煌びやかなファンタジーのパッケージに包まれたこの作品、差別について描いていたり善悪とは何かという深いテーマをはらんでいたりとあらゆる世代、あらゆる境遇の方へ問いかけるミュージカル映画の王道であり傑作です。
元ネタのオズの魔法使いを知らないけど観に行けるかな…と思っている方、ご安心ください。
この「ウィキッド」単体でも十分に楽しめますよ！
（もちろん軽く予習していけばより深く作品を味わえます、それもオススメ）
名作が新たなプリンセスに！映画その②
次にご紹介するのは、ディズニーの実写映画「白雪姫」です。
わかりやすい写真がなく…すみませんm(_ _)m
1937年に公開されたアニメ版白雪姫は、動物や人間を生き生きと描き長編アニメーション作品に改革をもたらしたという歴史的な作品。
2025年に描かれる白雪姫は、アニメ版の心の美しさはそのままに国民を思い同じ目線に立って行動する、現代の価値観により近づいたプリンセスとして描かれています。
この映画ではなんといっても白雪姫役レイチェル・ゼグラーの歌を聴くべし！
音楽に愛されたゼグラーのどこまでも伸びていく歌声は、映画を観終わった後も何度でも聴きたくなる極上の世界へいざなってくれます。
また、声楽を勉強している方や音大受験生の方はぜひ「Whistle While You Work」という曲を聴いてみてください！
Ah〜（アー）やoh〜（ウー）だけでも伝わる表現力、よーく聴いて、真似して、取り入れてみるとあなたの歌がさらに豊かになるはずです。
異色の新感覚ミュージカル！？映画その③
「一味違うミュージカル映画が観たい」と思っているあなたにおすすめなのは、3/28公開の「エミリア・ペレス」。
麻薬カルテルのボスが敏腕女性弁護士リタを拉致して、「男から女になりたい」と性別適合手術を受ける！？
手術成功後、麻薬王としてのキャリアを捨てて生まれ変わった彼女は「エミリア・ペレス」と名前を新たにし、リタの力を借りながら新たな生活を始めるが…
ここまでのあらすじで、一体どんなミュージカルになるか想像できない！と思った方も多いかもしれません。
そう、この作品はクライム／コメディ／ミュージカルなど多様なジャンルを自由に行き来する、まさに今までの型には嵌められない斬新な作品。
今年度アカデミー賞にも多数ノミネートされた注目度の高い作品です。
スペイン語で綴られ、キャラクターたちの激情をあらわに表現する音楽は1度聴いたらクセになる中毒性の高さを感じます。
後半に怒涛の展開が待ち受けているので、映画館の大スクリーンでドキドキを味わいながら観てほしい作品です！
まとめ
2025年3月。
今月の映画スクリーンにはミュージカルが3作品ひしめきあっているというとっても贅沢なラインナップになっています！
気になった作品、観に行きたくなった作品はありましたか？
ぜひ色々な作品に触れて、自分の感性で作品をキャッチして、あなたの歌の糧にしていってくださいね。
DECO MUSIC SCHOOLでは、頼もしい講師陣が豊かなテクニックであなたの「歌いたい！」をサポートします。
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それでは、今日も楽しんで歌っちゃいましょう♪
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