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【マイクの使い方で歌は変わる?】カラオケや本番で声をきれいに届けるコツ

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOLです!

カラオケやライブで歌っていると、

「マイクに声がうまく入らない」

「録音すると声が小さく聞こえる」

「サビで急に音が大きくなりすぎる」

「マイクを持つと身体が力んでしまう」

そんな悩みを感じたことはありませんか?

マイクは、歌声を大きく届けるための便利な道具です。

けれど、ただ口元に近づければ良いというものではありません。

マイクの位置や角度、距離が少し変わるだけで、声の入り方や聞こえ方は大きく変わります。

今回は、カラオケや本番で声をきれいに届けるためのマイクの使い方について、発声と身体の使い方も含めてお話ししていきます。

マイクを使うと歌はどう変わるのか

マイクを使うと、声はスピーカーを通して広い空間に届きやすくなります。

そのため、生声で必要以上に大きく出さなくても、声を遠くまで届けることができます。

ただし、ここで大切なのは、マイクは発声の代わりではないということです。

マイクは、出した声を拾って広げてくれる道具です。

そのため、息が詰まった声、喉で押した声、こもった声も、そのまま拾われます。

反対に、息の流れや響きが整っている声は、無理に大きく出さなくてもマイクに乗りやすくなります。

マイクは声量をごまかすための道具ではなく、整えた声の響きを届けるための道具です。

マイクを使っているのに歌いにくいと感じる場合は、まず次のような状態がないか確認してみてください。

マイクが口から遠すぎて、声が拾われていない。

マイクが口元より低く、声の方向とずれている。

マイクを握る手や肩に力が入っている。

サビでマイクに声を押し込もうとしている。

低音が小さいと思って、喉で大きくしようとしている。

録音すると、Aメロとサビの音量差が大きい。

このような反応がある場合、発声だけではなく、マイクの位置や持ち方が歌いにくさにつながっている可能性があります。

関連記事:声はどうやって出ているのか?

マイクは発声の代わりではない

マイクを使うと、声量そのものは補いやすくなります。

けれど、マイクがあるからといって、発声の土台を気にしなくてよいわけではありません。

たとえば、息が止まった状態で喉で押している声は、マイクを通しても苦しそうに聞こえます。

また、身体が固まって声がこもっている場合は、マイクに近づけても聞き取りにくさが残ることがあります。

ここでいう「マイクに乗る声」とは、単に音量が大きい声ではありません。

息の流れがあり、声の響きが前に進み、マイクがその響きを自然に拾えている状態のことです。

マイクで音量は大きくできます。

しかし、声の流れや響きそのものを整えるのは、身体の使い方です。

そのため、マイクを使うときも、

息が止まっていないか

喉で押していないか

身体が固まっていないか

声がマイクに向かって自然に進んでいるか

を確認することが大切です。

マイクは、整った声をより遠くへ届けるための道具として考えると、歌いやすくなります。

マイクに慣れていない人によくある失敗

マイクに慣れていない方には、いくつか共通した失敗があります。

特に多いのが、

マイクの位置が遠すぎる

マイクが低すぎる

マイクを持つ腕や肩に力が入る

という状態です。

これらは一見、発声とは別の問題に見えるかもしれません。

しかし、マイクの持ち方や位置によって身体が固まると、呼吸や声の出し方にも影響します。

マイクの位置が遠すぎる

マイクに慣れていない方は、マイクを口から遠く離してしまうことがあります。

遠すぎる位置で歌うと、声が十分に入らず、スピーカーから聞こえる声が小さくなります。

その結果、本人は「もっと大きな声を出さなきゃ」と感じて、喉で押しやすくなります。

つまり、声が小さいのではなく、マイクが声を拾えていないだけのこともあるのです。

このとき、無理に声量を上げようとすると、喉に負担がかかりやすくなります。

特にカラオケでは、伴奏の音量が大きいことも多いため、マイクに声が入っていないと、さらに頑張って歌おうとしてしまいます。

まずは、無理に声を大きくする前に、マイクが声を拾いやすい位置にあるかを確認してみましょう。

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マイクが低すぎる

マイクが低すぎる場合も、声が入りにくくなります。

口元より下にマイクがあると、声の方向とマイクの向きがずれてしまい、響きがきれいに拾われにくくなります。

また、マイクを下に構えることで、顔や首の角度が崩れ、発声も窮屈になることがあります。

判断する基準としては、次のような状態がないか見てみてください。

歌っているうちにマイクが胸元まで下がる。

マイクを見るために顎が下がりすぎる。

声が前ではなく下に落ちる感じがする。

録音すると、声が遠くこもって聞こえる。

歌うときは、マイクをただ持つのではなく、声が進んでいく方向にマイクを置く意識が大切です。

マイクは口元に近づけるだけでなく、声の進む方向に置くことが大切です。

マイクを持つ腕や肩が力む

マイクを使うときに意外と見落としやすいのが、持っている腕や肩の力みです。

マイクを落とさないようにしようとしたり、口元に固定しようとしたりすると、手首、腕、肩に力が入りやすくなります。

その力みが首や喉まわりにもつながると、息の流れが止まり、声が固くなります。

特に、緊張している本番や人前で歌う場面では、マイクを持つ手に力が入りやすいです。

この場合、発声そのものは悪くないのに、身体が固まることで声が出しにくくなっていることがあります。

マイクを持つときは、次の点を確認してみましょう。

肩が上がっていないか。

肘が固まっていないか。

手首に力が入りすぎていないか。

マイクを握りしめていないか。

マイクを固定しようとして呼吸まで固まっていないか。

このあたりを確認するだけでも、声の出しやすさが変わることがあります。

関連記事:喉を開くとはどういうこと?

マイクを持つ身体が力むと、発声も一緒に固まりやすくなります。

低音と高音でマイクの使い方は変わる

マイクの使い方は、すべての音域で同じではありません。

低音、高音、サビ、静かな部分では、声の出方も、必要な響きも変わります。

そのため、マイクとの距離や意識も少しずつ変える必要があります。

ただし、難しく考えすぎる必要はありません。

まずは、低音はマイクに少し頼ること、高音や盛り上がる部分では響く空間を意識することから始めてみましょう。

低音はマイクに頼る意識も必要

低音は、高音に比べて声が前に出にくいことがあります。

低い音では、息の量を多く使いすぎると声がぼやけたり、音程が下がったりしやすくなります。

また、無理に低音を大きく出そうとすると、喉で押したり、胸のあたりを固めたりしてしまうことがあります。

低音が聞こえにくいときは、次のような状態がないか確認してみてください。

低音だけ急に声が小さくなる。

低音を大きくしようとして喉を押す。

低音で息が多く漏れて、声がぼやける。

マイクを遠くしたまま低音を歌っている。

低音では、声量を喉で作ろうとしすぎず、マイクに少し頼る意識も必要です。

マイクを少し近めにして、息の流れを保ったまま、丁寧に声を乗せてみましょう。

低音は、頑張って大きくするよりも、マイクに丁寧に乗せる意識が大切です。

高音やサビでは響く空間を意識する

高音やサビでは、低音とは少し意識が変わります。

高音や盛り上がる部分では、声のエネルギーが強くなりやすいため、マイクに近づきすぎると音が大きくなりすぎたり、響きが詰まって聞こえたりすることがあります。

このときは、単純にマイクを遠ざけるというより、マイクと口の間に響く空間を作るような意識を持つとよいです。

声をマイクにぶつけるのではなく、口元から少し空間を通ってマイクに届くような感覚です。

サビで声を出そうとすると、どうしてもマイクを握る手にも力が入りやすくなります。

しかし、マイクに声を押し込もうとすると、喉も身体も固まりやすくなります。

高音やサビでは、

マイクに口を近づけすぎていないか

声をマイクにぶつけていないか

手や肩に力が入っていないか

サビだけ音量が急に大きくなりすぎていないか

を確認してみてください。

高音や盛り上がる部分では、マイクに声を押し込むのではなく、マイクと口の間に響く空間を作る意識が大切です。

関連記事:カラオケで上手く聞こえる歌い方|喉で頑張らずに歌うための息の流れ

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カラオケで使えるマイクの基本

ここからは、カラオケで実際に使いやすいマイクの基本を整理していきます。

マイクの扱いは、難しい技術のように感じるかもしれません。

けれど、最初から細かく動かそうとするよりも、まずは基本の位置を安定させることが大切です。

口との距離を安定させる

まず意識したいのは、口との距離です。

マイクが遠すぎると声が入りにくくなり、近すぎると息の音や破裂音が目立つことがあります。

そのため、極端に近づけたり離したりせず、まずは一定の距離を保つ練習をしてみましょう。

特に初心者の方は、歌っているうちにマイクが下がったり、サビで急に近づいたりしやすいです。

録音してみると、声量の差が大きく出ていることに気づくことがあります。

これは発声の問題だけでなく、マイクとの距離が安定していないことが原因の場合もあります。

マイクの距離を安定させるだけでも、歌全体の聞こえ方は整いやすくなります。

角度を大きく外しすぎない

マイクは、距離だけでなく角度も大切です。

口元から大きく角度が外れていると、声が入りにくくなります。

特に、マイクを下に向けすぎたり、横に逃がしすぎたりすると、声の芯が拾われにくくなります。

もちろん、強い息の音や破裂音が気になる場合は、少し角度を調整することもあります。

しかし、最初から角度を外しすぎると、声が薄く聞こえやすいです。

まずは、声の進む方向にマイクがあるかを確認してみましょう。

語尾で急にマイクを外さない

歌っていると、語尾でマイクを急に外してしまう方がいます。

サビの最後や長く伸ばす音で、急にマイクが遠ざかると、語尾だけ聞こえにくくなります。

また、語尾の響きが消えてしまうと、フレーズ全体の印象も弱くなります。

もちろん、大きすぎる音を調整するためにマイクを少し離すことはあります。

ただし、急に外しすぎると、声の余韻や言葉の最後が届きにくくなります。

語尾まで歌詞を届けたいときは、マイクを雑に外さず、声の流れに合わせて丁寧に扱いましょう。

マイク操作は、声を切るためではなく、声の響きと言葉を自然に届けるために使うものです。

録音してマイクの入り方を確認する

マイクの使い方を確認するには、録音もおすすめです。

自分ではちょうど良いと思っていても、録音してみると、Aメロだけ声が小さかったり、サビだけ急に大きくなったりすることがあります。

録音を聴くときは、歌の上手い下手だけでなく、

低音が聞こえているか

サビで音が大きくなりすぎていないか

語尾が急に消えていないか

マイクを持つことで身体が力んでいないか

を確認してみましょう。

マイクの使い方は、自分の感覚だけでは気づきにくい部分があります。

録音を使うことで、発声の問題なのか、マイクの距離や角度の問題なのかを分けて考えやすくなります。

関連記事:録音すると歌が下手に聞こえる理由

録音でマイクの入り方を確認すると、声量の問題だと思っていたことが、マイクの距離や角度の問題だったと気づけることがあります。

よくある質問

マイクを使うときは口に近づけた方がいいですか?

近づけすぎても離しすぎても歌いにくくなることがあります。まずは口との距離を安定させることが大切です。低音では少し近めにして丁寧に拾わせ、高音やサビでは響く空間を意識して調整してみましょう。

マイクがあれば大きな声を出さなくてもいいですか?

マイクは声量を補ってくれますが、発声の代わりにはなりません。息の流れや響きが整っている声ほど、マイクにきれいに乗りやすくなります。声の土台は発声で作り、音量の調整をマイクに助けてもらうと考えるとよいです。

低音がマイクに入りにくいのはなぜですか?

低音は高音に比べて声が前に出にくく、無理に大きくしようとすると喉で押しやすくなります。低音では、声量を頑張って作るよりも、マイクに少し頼りながら丁寧に声を乗せることが大切です。

サビではマイクを離した方がいいですか?

サビでは声のエネルギーが強くなりやすいため、少し距離を調整することはあります。ただし、急に離しすぎると歌詞や語尾が聞こえにくくなります。マイクと口の間に響く空間を作るように意識すると、自然に調整しやすくなります。

マイクを持つと身体が力んでしまいます

マイクを強く握ったり、口元に固定しようとしすぎたりすると、腕や肩に力が入りやすくなります。その力みが首や喉にもつながることがあります。マイクは握りしめず、必要な分だけ支える感覚で持ってみてください。

まとめ

マイクは、歌声を大きく届けるための便利な道具です。

けれど、マイクがあるから発声を気にしなくていいわけではありません。

マイクは、出した声を拾って広げる道具です。

そのため、息の流れや響きが整っている声ほど、マイクにきれいに乗りやすくなります。

マイクは発声の代わりではなく、整えた声の響きを届けるための道具です。

マイクに慣れていない方は、まず位置や距離を確認してみましょう。

遠すぎる、低すぎる、角度が外れすぎている場合、声がうまく入らず、必要以上に喉で頑張ってしまうことがあります。

また、マイクを持つ腕や肩の力みも発声に影響します。

マイクを握りしめるのではなく、必要な分だけ支える感覚を持つことが大切です。

低音ではマイクに少し頼り、高音やサビではマイクと口の間に響く空間を作るように意識してみてください。

マイクの使い方が整うと、無理に声量を出さなくても、歌詞や響きが自然に届きやすくなります。

録音を使って、声が小さく聞こえる場所、サビで大きくなりすぎる場所、語尾が消える場所を確認すると、発声とマイク操作を分けて見直しやすくなります。

基礎の発声を大切にしながら、マイクを味方につけて、声の響きと言葉を自然に届けていきましょう。

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