こんにちは!
WACCA MUSIC SCHOOL、DECO MUSIC SCHOOL講師の原田里奈です🌷
最近、風邪で喉を痛める生徒さんが続出中です😭😭
十分に対策しても、完全には防ぎきれないときもありますよね💦
生徒さんからも、「喉を痛めてしまったんですがどうしたら治りますか?」と質問をいただくことがよくあります。
今回のブログでは喉を痛めてしまったときに知っておきたいことを書いていきます♪
①喉を痛めてしまったときの対処法
喉を痛めてしまったときの対処法…
基本的には「声帯を休める」「必要なら病院に行く」
これしかありません!!😭
声帯が治るというのは、擦り傷や筋肉の負傷が治るのと同じで休ませて治癒力に頼るのがメインです。
声帯の炎症を治療する発声方法は存在しません。
そのため、とにかく声帯を安静に保って治るまで休ませてあげることが必要です💡
(これは風邪で傷めた場合の話で、ポリープや声帯結節の疑いがある場合はただ休ませるだけでなく医学的なアプローチが必要ですのでかならず受診してくださいね)
また、声帯やその付近が炎症で腫れたり熱を持っている場合も、ただ休ませるだけでなく薬を処方してもらわないといけないケースもあるので、
重症だと思ったら病院にも行ってください😌
リハビリ的に、声帯をケアする発声を試すのは声帯がきちんと治癒したあとのお話になります😌
②声帯を休ませるときに気をつけたいポイント
「声帯を休ませる」って具体的に何に気をつけたらいいのか、何点か書き出してみますね😊
★雑談、長電話、飲み会、カラオケ禁止🥲
喉を痛めたときにカラオケに行く人はあまりいないと思いますが(笑)、
少し喉が痛いくらいだと、雑談や長電話くらいはしてしまう方もいるのではないでしょうか?
たとえ普段のおしゃべりと同じ声量でも、声を出している時点で声帯は振動しています。
声帯が振動してぶつかり合っていたら、治癒どころかさらに痛めてしまいますよね…!
またアルコールを摂取すると声帯が浮腫みやすくなり、その状態で声を出すとますますリスクが上がります。
アルコール&声を出すという状況が揃ってしまう飲み会やカラオケは、喉の調子が悪いときには絶対に避けてください😌
★こそこそ話も意外と避けたい
喉が痛いとき、声を出すのを避けてウィスパー(こそこそ話)で話す方も多いですよね。
でもこれも意外と喉への負担が大きいんです…!
ウィスパーで話すときって、声帯の間を勢いよく息が通っています。
これを続けると声帯の乾燥にも繋がって、喉を痛めているときにはあまり良くないんですよね…
だとしたら小さい声で話すほうがまだダメージは少ないと私は思います💡
小さい声もしんどいときには、もう筆談です!(笑)
★十分に水分を摂取
お水は摂取してから体に巡るのに2~3時間かかるそうなので、
喉が渇いたときではなく15分に1回など時間を決めて摂取するのがおすすめです!
乾燥すると喉の免疫機能も落ちてしまいます…
★薬やのど飴の利用
重症の場合は病院で受診して処方薬をいただいてください😌
病院行くほどでも…という場合はのど飴の利用もいいと思います。
ただのど飴は薬とは違うので、ほんのり気持ちの拠り所程度に思ってください…
私は龍角散のど飴と、ボイスケアのど飴が特に好きで常備しています♪
上記のことに気をつけて、より早く喉が治癒するように環境を整えていきましょう♪
③どうしても休めない、公演直前だったらどうしたらいいの?
とはいえ、代役のいない本番直前など「声帯を休ませる」が不可能なこともありますよね。
そういうときの最後の方法として、病院でステロイド剤の処方orステロイド剤の注射を行う場合もあります。
ただしこちらは副作用もありますし、簡単に使う方法ではありません。
スッキリ治る治療法というよりは、「本番を乗り切るためにある程度の犠牲は仕方ない」みたいなときに取られる措置です。
もしそんな必要が出てしまった場合には、歌手や声優が通うような声帯に詳しい耳鼻咽喉科で受診して、
本番までの日数やその後のスケジュールも加味してお医者さんとよくよく相談してみてください。
④まとめ:結局、休養が1番!!
というわけで、色々とご紹介しましたが結局は風邪で痛めた声帯は休ませることでしか治癒しません。
喉を痛めてしまったときには、声帯に無理をさせずに治るまで休ませてあげてください😂
レッスンの日に喉を痛めてしまった場合は、オンラインレッスンに切り替えて座学的な内容を扱ったり、リズム感のトレーニングや今後の音楽活動についてアドバイジングを行うことも可能です♪
そういった時間も絶対に今後の音楽活動に役立っていくので、無理はしないでくださいね😂
寒い日が続いていますので、みなさんもお体に気をつけて
温かくしてお過ごしください☀️
東京のボイトレスクール「WACCA MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!