こんにちは!
WACCA MUSIC SCHOOL講師の長内です。
みなさんはミュージカルソングを歌った時に「舞台で見た俳優さんたちと何か違うな…?」と思ってしまったことはありませんか?
声量は足りているはずだし、リズムも音程も合っているはずなのに、何かが違う…なんてことありますよね。
今回はそんな時、どんなことに気を付けて歌ってみたらいいのか、お芝居の視点から3つの方法をご紹介したいと思います!
その曲はどんなシーンで歌われる曲?
ミュージカルソングはミュージカルという演劇作品の中で歌われる曲です。
つまり、物語の中で曲が歌われているシーンが存在しています。
例えばアナと雪の女王の「生まれてはじめて」の場合だと、歌い手のアナは大切な姉・エルサの戴冠式のために10数年ぶりに城の門が開かれたことにとても心を躍らせている状況です。
そのため、比較的明るいシーンであることが分かります。
このように、曲がどんなシーンでどんな流れでどんな文脈で歌われている曲なのか意識すると歌い方がグッと変わり、ミュージカル感がアップします!
その曲を歌っている人はどんな人?
ミュージカルソングの歌い手はミュージカルの登場人物です。
登場人物ということは、年齢や職業など設定があります。
先ほどのアナと雪の女王の「生まれてはじめて」を例に取ると、歌い手のアナは若く、天真爛漫なアレンデール王国の第二王女です。
また、姉のことを慕っていて、ある日を境に慕っている姉と全く接触できなくなっていることに心を痛めているため、彼女との関係の修復を願っている様子があります。
どうでしょう。思っているより設定が多くありませんか?
実際に歌う時に一つ一つの設定を考えながら歌うことはしなくても良いのですが、今この歌を歌っている人物はこのような設定の上に成り立っているぞ!という大枠を捉える意識は必要です。
これができるようになってくると、歌が生き生きしてくるため、ミュージカル感がさらにアップしていきます!
その曲を歌っている人は今どんな状況?
多くのミュージカルソングは歌い手である登場人物の心情や状況を歌っていることが多いです。
また、一般的にミュージカルソングは歌い始めと歌い終わりで歌い手の人物に何らかの変化が起きていることが多いとも言われています。
再びアナと雪の女王の「生まれてはじめて」を例に取ってみましょう。
歌い手のアナは現在、10数年ぶりの外の世界との接触と姉の戴冠式という自分にとって嬉しい一大イベントが同時に起こっています。
また、この機会に新たな出会いがあるのではないかと期待に舞い上がり、具体的なシチュエーションまで妄想しています。
さらに、高揚感のままに居住地であるお城の中を駆け回り、最後はお城の外である城下町まで飛び出すなど行動も大胆になっています。
このように、登場人物が現在置かれている状況を整理してみると、歌の世界に広がりが出てくるため、ミュージカル感がググッとアップしていきます!
最後に
今回はミュージカルソングをよりミュージカルらしく歌うお芝居的な3つのポイントを紹介してきました。
・曲が存在しているシーン
・歌い手の設定
・歌い手の現在の状況
みなさんもこの3つを意識して、ミュージカルソングを歌ってみませんか?
一緒にミュージカルソングを楽しんでいきましょう!
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