こんにちは!
WACCA MUSIC SHOOLの那須智華です!
本日は世界で最も愛されてると言っても過言では無い、日本のVOCALOID人気に火をつけた「初音ミク」というキャラクターについて詳しくご紹介していきます!
「初音ミク」の始まり
「初音ミク」の登場は2007年。
「ボーカルシンセサイザーソフトウェア」と言って、人間の代わりに歌ってくれるいわば”楽器”のような存在です。
初めは音楽制作を手軽に行いたい人のためのツールとして開発されました。
また、開発したのは北海道にある「クリプトン・フューチャー・メディア株式会社」です。
なんと日本発祥なのです…!
声優・藤田咲さんの声を元にした可愛らしい音色とビジュアルにより、単なるソフトウェアとしてだけではなく、《キャラクター》としても人気を集めるようになりました。
「初音ミク」により新しい文化が生まれた
「初音ミク」が生まれたことによる最大の特徴は、《歌い手がいなくても楽曲を完成させることができる》こと!
これにより、プロの作曲家だけでなく音楽を趣味にしている人や学生のクリエイターでも作品を公開できるようになりました。
YouTubeやニコニコ動画等を通じて、ボカロ文化が一気に広がったのです…!
(「メルト」や「千本桜」などの名曲もこの時期に誕生しました!)
また、「初音ミク」は楽曲やイラスト、MVや同人誌などの制作、公開が自由です。
これは、クリプトン社が独自のガイドライン「ピアプロ・キャラクター・ライセンス」を定めているからです!
「初音ミク」の使い方
最後に、簡単に「初音ミク」の使い方について解説します。
まず、「初音ミク」を使うには「初音ミクV4X」や専用のソフトウェア「piapro studio」を使用します。
DAWにプラグインとして読み込ませて使う…といったイメージですね!(今回はLogic Pro上でpiapro studioを操作する想定でお話します)
1. メロディを打ち込む
piapro studioにメロディをそのまま打ち込みます!
2. 歌詞を入力する
1音につき1文字ずつ歌詞を入力していきます。
手間がかかる作業ですが、ここで一気に歌っぽくなります。
3. 調声(ちょうせい)する
声の表情を変えたり、ブレスを加えたり、より細かい音程の調整をしていきます。
4. オケ(伴奏)と合わせる
打ち込んだ歌に、伴奏音源を合わせていきます。
これであなたも晴れてボカロPデビュー!
今回はPCでの初音ミクの使い方について説明しましたが、実はスマホ1台でもボカロPになれてしまう方法があるのです。
後々、そちらも解説していこうと思いますので、是非ご興味がある方は今後の更新をお楽しみに♪