WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

「声のプロ」も「日常会話」も基本は同じ!目的別・話し方ボイトレの進め方

初めまして!

WACCA MUSIC SCHOOLで、声優・話し方・基礎発声の講師を担当している小松みゆきです。

私が担当するコースについて、それぞれ説明を…。

声優やナレーターといった「声のプロ」を目指す方も、
仕事や日常での会話をスムーズにしたい「一般の方」も、
声に関する悩みの根底にあるものは共通しています。

しかし、目指すゴールによって必要なトレーニングの深さやアプローチは異なってきます。

1. どちらにとっても絶対に欠かせない基礎トレーニング

どのような目的であれ、相手に伝わる声を作るための土台は共通しています。

〇 腹式呼吸と正しい姿勢
喉に負担をかけず、安定した声を長時間出し続けるための基本です。
姿勢を整えて気道を確保し、お腹から息を支える感覚を身につけます。

〇 表情筋のほぐしと滑舌
口周りの筋肉や舌が滑らかに動かないと、言葉がこもって聞き取りにくくなります。
母音(あ・い・う・え・お)を正確な口の形で発音することが第一歩です。

〇 自分の声を客観的に聴く習慣
スマホなどで録音し、自分の声を聴くことで「思い込みの話し方」から脱却し、課題を明確にできます。

2. 声優・ナレーターを目指す人に必要な

キャラクターの感情や情景、商品の魅力を伝えるプロには、さらに高度な表現技術が求められます。


〇 原稿(テキスト)の解釈力
文字の裏にある「誰が、誰に、どんな気持ちで伝えているのか」を読み解き、声に乗せる力が必要です。

〇 表現の引き出し(トーン・間・抑揚)
キャラクターの演じ分けや、原稿の雰囲気に合わせた声色のコントロール、間(ま)の使い方で物語を引き込むスキルを鍛えます。

〇 マイクワークと正確な発声法
マイクに乗る声の響き(マイクのり)や、ノイズ(息や唇の音)を出さないコントロール、スタジオでの指示に即座に応える柔軟性が不可欠です。

3. 日常・ビジネス会話を向上させたい人に必要なこと

会話の目的は「演技」ではなく、
「信頼感を与え、円滑にコミュニケーションをとること」です。

〇 「相手に届く」音量とトーンの調整
ボソボソ声を改善し、相手の距離感や部屋の大きさに合わせた適切なトーン(明るく通る声)を選ぶ感覚を養います。

〇 要点を分かりやすく伝える構成力
声の質だけでなく、「結論から話す」「1文を短く切る」など、言葉の組み立て方を意識することで伝わりやすさが飛躍的に向上します。

〇 緊張のコントロールとメンタル
人前で話すときに声や身体が硬直しないよう、リラックス法や脱力のコツを身につけ、自信を持って話せるよう練習します。


土台となる「身体の使い方」を整えた上で、ご自身の目的に合わせたトレーニングを重ねることが上達への最短ルートです。

まずは基本の姿勢と呼吸を見直すことから始めてみましょう。

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