WACCA MUSIC SCHOOL

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【歌の練習は何から始める?】発声・音程・リズムを整える効果的な順番

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOLです!

歌の練習をしようと思ったとき、

「まず何から始めればいいのかわからない」

「発声練習、音程練習、リズム練習の順番に迷う」

「曲を何回も歌っているけれど、効率よく練習できている気がしない」

そんなふうに感じることはありませんか。

歌の練習には、発声練習、呼吸練習、音程練習、リズム練習、歌詞の練習など、いろいろな方法があります。

どれも大切ですが、全部を一度に直そうとすると、かえって何を見ればいいのかわからなくなることがあります。

特に、声が出しにくい状態のまま曲を何度も歌っていると、喉の力みや呼吸の止まり方がそのまま残ってしまうことがあります。

その状態で音程やリズムを直そうとしても、原因が混ざってしまい、練習の効果が見えにくくなります。

歌の練習は、いきなり曲を通す前に、身体、呼吸、発声、音程、リズム、歌詞の順番で整理すると、上達につながりやすくなります。

今回は、歌の練習を何から始めればよいのか、発声・音程・リズムをどの順番で整えると効率が良いのかについてお話ししていきます。

歌の練習は何から始めればいいのか

歌の練習を始めるとき、多くの方はまず曲を歌います。

もちろん、曲を歌うことはとても大切です。

ただし、毎回いきなり曲を通して歌うと、声が準備できていない状態で練習を始めることになります。

まずは曲に入る前に、身体が固まっていないか、呼吸が止まっていないか、声の出だしがなめらかかを確認してみましょう。

曲を歌う前の小さな準備が、その後の音程・リズム・歌詞の安定につながります。

まずは身体が固まっていないかを見る

歌の練習は、声を出す前の身体の状態を見るところから始めるとわかりやすいです。

歌う前に、首、肩、顎、口まわり、顔の筋肉が固まっていないか確認してみます。

特に、歌おうとした瞬間に顎を構える方や、口の形を先に作りすぎる方は、声を出す前から身体が緊張していることがあります。

確認方法としては、まず軽く息を吸って、口を少し開けたまま、顎が自由に動くか見てみます。

その状態で小さく「あ」と言ってみて、喉や顎に余計な力が入っていないか確認します。

このとき、声を大きく出す必要はありません。

むしろ最初は小さめの声で、身体が固まらずに声が出るかを確認する方が大切です。

もし小さな声でも喉が詰まる感じがある場合は、曲を歌う前に、身体や呼吸の準備をもう少し丁寧に行った方がよいかもしれません。

歌う前に身体の力みを確認しておくと、曲に入ったときの喉の負担を減らしやすくなります。

次に呼吸が止まっていないかを見る

身体の力みを確認したら、次に呼吸を見ます。

歌では、呼吸が止まっている状態で声を出そうとすると、喉で音を作りやすくなります。

そのため、声を出す前に息の流れが止まっていないかを確認することが大切です。

簡単な確認方法として、まず「スーー」と息だけを出します。

そのあと、同じ息の流れのまま「ズーー」に変えてみます。

Sは息だけ、Zはそこに声帯の振動が加わった音です。

このとき、SからZに変えた瞬間に喉が固まったり、息が止まったりしなければ、息から声へのつながりは比較的スムーズです。

反対に、Zにした瞬間に喉で押す感じが出る場合は、声を出す瞬間に呼吸の流れが止まりやすい状態かもしれません。

このチェックは、曲を歌う前の準備としてとても使いやすいです。

特に、歌い出しで声が詰まりやすい方や、高音の前で身体が固まりやすい方は、声を出す前に呼吸が止まっていないかを見てみてください。

呼吸が止まったまま声を出すと喉に負担が集まりやすいため、息の流れから声につなげる感覚を確認しておきましょう。

曲を歌う前に声の出だしを整える

身体と呼吸を確認したら、次に声の出だしを整えます。

声の出だしは、その日の発声の状態が出やすい場所です。

出だしが硬いまま曲を歌い始めると、その後のフレーズでも喉が力みやすくなります。

まずは無理のない高さで、小さめに「あー」と3秒ほど伸ばしてみます。

このとき、声量を出すことよりも、声がなめらかに始まるかを確認します。

声の最初にひっかかりがある。

息が止まってから声が出る。

出した瞬間に顎や喉が固まる。

こうした感覚がある場合は、まだ曲を強く歌う準備が整っていない可能性があります。

反対に、小さめの声でなめらかに出せるようになると、曲に入ったときも喉に負担が集まりにくくなります。

歌の練習は、いきなり大きく歌うことから始める必要はありません。

まずは小さく、楽に、なめらかに声が出る状態を作ることが、その後の練習の土台になります。

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発声・音程・リズムを整える順番

歌の練習では、発声、音程、リズムのどれも大切です。

ただ、どれから見直すかによって、練習のしやすさは変わります。

たとえば、発声が不安定な状態で音程だけを直そうとすると、音を狙うほど喉が固まりやすくなることがあります。

また、呼吸が浅い状態でリズムだけを合わせようとすると、言葉や音の入りが前のめりになりやすいです。

そのため、練習ではまず声を出しやすい状態を作り、そのうえで音程やリズムを確認していくと整理しやすくなります。

発声・音程・リズムは別々に見えるようでつながっているため、まず声の土台を整えてから音程やリズムを確認することが大切です。

最初に発声を整える理由

発声は、歌の土台です。

声が出しにくい状態のまま音程やリズムを練習しても、身体が無理をしているため、安定しにくくなります。

たとえば、喉が締まった状態で音程を合わせようとすると、音が上がるたびにさらに力が入りやすくなります。

声が息漏れしすぎている状態で長いフレーズを歌うと、途中で息が足りなくなり、後半の音程が下がりやすくなります。

つまり、音程の問題に見えていても、実際には発声や呼吸が関係していることがあります。

発声を整えるときは、まず小さめの声で確認します。

大きな声で出せるかどうかより、無理のない声でなめらかに出せるかを見ることが大切です。

具体的には、ハミングから始めるのもおすすめです。

軽く口を閉じて「んー」と出し、鼻まわりや顔の前側に軽い振動を感じます。

そのあと、同じ響きの感覚を残したまま「あー」に開きます。

このとき、ハミングから母音に変えた瞬間に喉が固まらなければ、声の出し方は比較的なめらかです。

反対に、母音にした途端に声が重くなったり、喉で押す感じが出たりする場合は、口を開けた瞬間に身体が力んでいる可能性があります。

発声は大きく出す練習ではなく、声が自然に立ち上がる状態を確認する練習として行うと効果的です。

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発声が整ってから音程を見る

発声がある程度整ったら、次に音程を確認します。

音程練習では、ただ正しい音に当てることだけを考えると、身体が固まりやすくなることがあります。

特に、苦手な音や高い音では、音を外したくない気持ちが強くなり、呼吸より先に喉で狙ってしまうことがあります。

レッスンでも、音程が不安定な方には、まず「音程より先に呼吸を意識して」とお伝えすることがあります。

音程を正しく取ることは大切ですが、息が止まった状態で音だけを当てようとすると、喉に負担が集まりやすくなります。

音程を確認するときは、まず短い音型から始めます。

たとえば、無理のない高さで「あーあーあー」と3音だけ動かしてみます。

そのとき、音が上がる瞬間に顎や喉が固まっていないか、息が止まっていないかを確認します。

音が合っていても、喉が苦しい場合は、良い練習とは言い切れません。

反対に、最初は少し音程が不安定でも、呼吸の流れや身体の使い方が整ってくると、音程が安定しやすくなることがあります。

音程練習では、音を当てることだけでなく、息の流れや身体の状態も一緒に見ることが大切です。

リズムは言葉を入れる前に確認する

音程がある程度確認できたら、次にリズムを見ます。

リズム練習というと、メトロノームに合わせる練習を思い浮かべる方も多いと思います。

もちろん、メトロノームはとても役立ちます。

ただ、歌のリズムでは、拍に合わせるだけでなく、言葉をどこに置くかも大切になります。

そのため、歌詞を入れる前に、まずメロディだけでリズムを確認するのがおすすめです。

たとえば、歌詞を外して「ラ」「ナ」でメロディを歌ってみます。

その状態で、拍に乗れているか、入りが前に突っ込んでいないか、伸ばす音が長くなりすぎていないかを確認します。

歌詞を入れると急に走る方は、言葉に気を取られて拍の流れが見えにくくなっていることがあります。

まずは歌詞なしでリズムを確認し、そのあと言葉を戻すと、どこで崩れているのかが見えやすくなります。

特に速い曲では、言葉を全部はっきり言おうとしすぎることで、リズムが不自然になることがあります。

この場合は、まずメロディと拍の流れを感じ、その中に言葉を置いていく感覚が大切です。

リズムは、歌詞を入れる前にメロディだけで確認すると、拍の流れと言葉のズレに気づきやすくなります。

歌詞は最後に戻すと崩れにくい

発声、音程、リズムを確認したあとに歌詞を戻すと、曲の中で何が崩れているのかがわかりやすくなります。

いきなり歌詞つきで歌うと、発声の問題なのか、音程の問題なのか、リズムの問題なのか、言葉の問題なのかが混ざってしまいます。

たとえば、サビが苦しい場合も、まず母音だけで歌ってみます。

母音だけなら楽に歌えるのに、歌詞を戻した瞬間に苦しくなるなら、発音や言葉の置き方が関係している可能性があります。

反対に、母音だけでも苦しい場合は、歌詞以前に発声や音域、呼吸の使い方を見直す必要があります。

歌詞を戻すときは、最初から全部をはっきり言おうとしなくても構いません。

まずは母音の流れを保ったまま、子音を軽く乗せるようにしてみます。

言葉を頑張って前に出すというより、音楽の流れの中で自然に立ち上がるように意識します。

曲の練習では、発声、音程、リズムを確認してから歌詞を戻すと、どこで崩れているのかが見えやすくなります。

家でできる歌の練習メニュー

ここからは、実際に家で練習するときの流れを紹介します。

長時間練習できなくても、順番を決めて行うことで、内容のある練習にしやすくなります。

大切なのは、最初から完璧に歌おうとしないことです。

今日の練習で何を確認するのかを決め、短い時間でも丁寧に見ていく方が、ただ何度も歌うより変化が出やすくなります。

家での練習は、長く歌うことよりも、目的を決めて順番に確認することが大切です。

5分でできる練習前チェック

まずは、曲を歌う前に5分ほどの準備をします。

最初に、首や肩を軽く回し、顎や口まわりが固まっていないか確認します。

そのあと、軽く息を吸って、「スーー」と細く息を出します。

息が極端に短くなったり、肩が上がったりしていないか見てみます。

次に、同じ流れで「ズーー」に変えます。

このとき、息だけの状態から声が入った瞬間に、喉が固まらないかを確認します。

さらに、軽く「んー」とハミングをして、声が無理なく響くかを見ます。

ハミングが重たい、喉に引っかかる、顎に力が入る場合は、まだ身体が歌う準備に入りきっていない可能性があります。

この5分のチェックだけでも、その日の声の状態が見えやすくなります。

調子が良い日は声がなめらかに出ますし、疲れている日は出だしが重く感じることもあります。

その日の状態を知ってから練習に入ることで、無理に声を出しすぎることを防ぎやすくなります。

練習前に身体・呼吸・声の出だしを確認しておくと、その日の声に合った練習を選びやすくなります。

10分でできる発声から曲へのつなげ方

次に、発声練習で整えた感覚を曲につなげます。

たとえば、ハミングで響きが整ったら、そのまま曲の短いフレーズを「んー」で歌ってみます。

そのあと、同じフレーズを「あ」「う」などの母音だけで歌います。

最後に歌詞を戻します。

この順番にすると、発声練習と曲がつながりやすくなります。

たとえば、歌詞つきでは高音が苦しいフレーズがあったとします。

まずその部分をハミングで歌ってみます。

ハミングでは楽に通るなら、声の響き自体は使える可能性があります。

次に母音だけで歌います。

母音だけでも楽なら、歌詞を戻したときに崩れる原因は、発音や言葉の置き方にあるかもしれません。

反対に、ハミングでも母音でも苦しい場合は、そのフレーズの音域や呼吸の使い方、身体の力みを見直す必要があります。

このように段階を分けると、「なんとなく歌えない」ではなく、どの段階で崩れるのかがわかります。

ハミング、母音、歌詞つきの順番で確認すると、発声練習で整えた感覚を曲に移しやすくなります。

15分でできる曲の部分練習

時間がある日は、曲の中から苦手な場所をひとつだけ選んで練習します。

1曲全体を通すのではなく、まずは1〜2小節だけを取り出します。

短い範囲で、発声、音程、リズム、歌詞を順番に確認します。

たとえば、サビの入りが苦しい場合は、サビの最初だけを取り出します。

まず小さめの声で母音だけ歌います。

次に音程が安定しているか確認します。

そのあと、拍に乗れているかを確認します。

最後に歌詞を戻します。

このとき、毎回同じところで苦しくなるなら、その直前に注目します。

息継ぎのあとに身体が固まっていないか。

高音に入る前に顎が上がっていないか。

言葉をはっきり言おうとして口まわりが固まっていないか。

歌が崩れる瞬間だけでなく、その前に何が起きているかを見ることが大切です。

短い部分練習は、地味に感じるかもしれません。

けれど、同じ失敗を繰り返している場所ほど、短く切り出して見ることで変化が出やすくなります。

苦手な部分は、崩れる瞬間だけでなく、その直前の呼吸・身体・言葉の準備まで見ることが大切です。

最後に1回だけ通して確認する

部分練習をしたあとは、最後に1回だけ曲を通して確認します。

ここで大切なのは、完璧に歌おうとしすぎないことです。

今日練習したポイントが、曲の流れの中で少しでも使えているかを確認します。

たとえば、今日は高音の入りを練習したなら、通して歌うときも高音の入りだけに意識を置きます。

今日は歌詞の聞こえ方を練習したなら、全部を直そうとせず、言葉が流れやすい場所だけを確認します。

1回の練習で全部を変えようとしなくても大丈夫です。

むしろ、毎回ひとつずつ見ていく方が、身体に感覚が残りやすくなります。

通し練習のあとには、短くメモをしておくのもおすすめです。

「今日はサビ前で息が止まりにくかった」

「母音だけで確認したら高音が楽だった」

「歌詞を戻すと少し顎が固まった」

「録音では思ったよりリズムが前に行っていた」

このように残しておくと、次の練習で何を見るかが決めやすくなります。

家での練習は、準備、発声、部分練習、通し確認の順番にすると、ただ歌うだけでは見えない課題に気づきやすくなります。

よくある質問

歌の練習は最初に何をすればいいですか?

まずは身体と呼吸の状態を確認することがおすすめです。首や顎、肩に力が入っていないかを見てから、軽く息を流し、小さめの声でなめらかに声が出るか確認します。いきなり曲を強く歌うより、声が出しやすい状態を作ってから練習する方が、喉への負担も少なくなります。

発声練習と曲の練習はどちらを先にするべきですか?

基本的には、軽い発声練習をしてから曲に入る方が練習しやすいです。ただし、発声練習だけで終わらせず、その感覚を短いフレーズに移してみることが大切です。ハミングや母音練習で整えた感覚を、曲の一部分で試すと実際の歌に活かしやすくなります。

音程とリズムはどちらから練習した方がいいですか?

まずは発声が安定しているかを確認したうえで、音程、リズムの順に見ると整理しやすいです。音程が不安定な状態でリズムを直そうとすると、原因が混ざってしまうことがあります。短いフレーズで、音程が取れているかを確認してから、拍や言葉の入り方を見ていくと練習しやすくなります。

家で練習するときは何分くらい歌えばいいですか?

時間の長さよりも、目的を決めて練習できているかが大切です。10分でも、発声、短いフレーズ練習、録音確認などを分けて行えれば内容のある練習になります。喉が疲れている日は無理に長く歌わず、軽い確認だけにすることも大切です。

曲を通して歌う練習は必要ですか?

曲を通して歌う練習も必要です。ただし、毎回通すだけでは苦手な部分が直りにくいことがあります。まず短いフレーズで課題を確認し、最後に1回だけ通して、練習した感覚が曲の流れの中で使えているかを見ると効果的です。

まとめ

歌の練習は、何から始めるかによって効果が変わります。

いきなり曲を何度も通して歌うより、まず身体、呼吸、声の出だしを確認することで、練習しやすい状態を作ることができます。

発声が整っていない状態で音程やリズムだけを直そうとすると、原因が混ざってしまうことがあります。

だからこそ、発声、音程、リズム、歌詞の順番で分けて確認することが大切です。

また、家で練習するときは、長時間歌うことよりも、目的を決めて短く練習することが大切です。

身体と呼吸を確認する。

小さめの声で発声を整える。

苦手なフレーズを短く切り出す。

母音だけで歌ってみる。

音程とリズムを分けて確認する。

最後に歌詞を戻して、曲の流れの中で使えるかを見る。

このように順番を決めることで、ただ何度も歌うだけでは見えなかった課題に気づきやすくなります。

歌の練習は、発声、音程、リズム、歌詞を一度に直そうとするのではなく、順番に分けて確認することで効率よく上達しやすくなります。

何から練習すればよいかわからない方は、まず曲を通す前に、身体と呼吸、声の出だしを確認してみてください。

その小さな準備が、音程やリズム、歌詞の伝わり方まで整えやすくしてくれます。

短い時間でも、目的を決めて順番に確認することで、家での練習はより意味のある時間になります。

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