WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

客観視とは気づく事

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOLの山田圭吾です!

今回も皆さんの喋りの改善のために、自分が思う事を伝えていきます!

気づくとは?

声優においても、話し方においても、自分の喋りを客観的に見ることは大切です。

なぜなら、自分が感じているより、自分の声のクオリティは低いからです。

というのも、普段喋っている自分の声は自分には、

「体内を振動している声」

と、

「口から実際に発している声」

2つが聞こえているからです。

しかし、相手には、

「口から実際に発している声」

の1つしか聞こえていません。

これは非常に大きな感覚的違いを生みます。

こんな経験はないでしょうか?

  • 自分ははっきり喋っているように聞こえるのに、相手に聞き返される事がある。
  • 動画などの自分の声を聞いた時に違和感を感じる。

このような事が起こるのは、自分には2重に聞こえている、

つまりフィルターが掛かった声が聞こえているのに対し、

相手には1重の声、

つまり本来のあなたが発している声が聞こえているからです。

再度言いますが、これは非常に大きな感覚的違いを生みます。

声が違ったふうに聞こえるのはもちろんの事、声量、声圧、声色、声の高さ、抑揚、など色々な事が違います。

もっと細かく伝えると、

  • 「を」や「が」などの、接続詞が上がってしまっている。
  • 「です」「ます」などの、語尾が聞こえない。
  • 「おはようございます」の「お」の部分である語頭が聞こえない。
  • 「さ行」「ら行」の滑舌が悪い。

など、色々な事が起こっている事があります。

なので、まずは、

「自分の声の特徴、癖に気づく事」

が大切になってきます。

そこに気づく事で修正する部分がわかり、良い喋りに繋がっていきます。

気づく事が変化を生む

上記のような事に気づけると、「他人の喋り方から学ぶ事」ができます。

キャスター、アナウンサーの方々の喋りってどのように良いものなのか、

逆に、良くない喋りってこれのことなのか、

となにげない日常から、学びを感じられるので、

まずは「気づく」

という事が大切です。

この文章が皆さんのなにかの気づきになれば、幸いです。

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