音楽を作るとき、「コード」という言葉をよく耳にすると思いますが、「なんでコードって必要なの?」と疑問に思ったことはありませんか?
前回はコード自体について学びましたが、
今回はそもそもなぜコードが必要なのか、その理由について分かりやすくお話しします!
コードとはルールブックのようなもの!
コードが必要な理由は、音と音がケンカしないようにするためです。たとえば、友達とスポーツをする時を想像してみてください。みんながバラバラに動いて、ルールもないまま試合を始めたら、どうなるでしょう?
…そう、ぐちゃぐちゃになって試合になりませんよね。
でも、ルールブックがあればどうでしょう?
「ボールはここに投げる」「ゴールはここ」とみんなが同じルールを共有することで、試合が成り立ち、楽しくプレイできますよね!
音楽におけるコードは、このルールブックの役割を果たします。コードを決めることで、いろんな楽器が同じ方向を向いて音を出せるようになるんです!
コードがないとどうなる?
コードがない状態でいろんな音を重ねると、音同士がぶつかって、まとまりのない「雑音」に聞こえてしまうことがあります。
でも、コードに従って音を選べば、どの楽器の音もお互いを引き立て合い、調和の取れた綺麗な音楽になります。
たとえば、「C(ド・ミ・ソ)」というコードが決まっていると、
• ベースは「ド」
• ギターは「ミ」
• ピアノは「ド・ソ」
というコードに沿った音を弾いてみる、ということができます。これによって、楽器同士がバラバラにならず、まとまりのある曲を作ることができるんです!
コードを使いこなそう!
コードがなぜ必要なのか、なんとなくイメージできましたか?実際にコードを使いこなせるようになるには、たくさんの曲を聴いて、コード進行を学ぶのが一番の近道です。
好きな曲をカバーして、コードがどんな風に使われているかを調べてみてください。DTMを使ってコードを基準に音を重ねていくのも良い練習になりますよ!
今回はコードがなぜ必要なのかについて紹介しました!
DTMは最初のハードルが高い分野です。
逆に言えば、やり方さえ知ってしまえば誰でも簡単にパソコン1台で作曲ができます!
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