WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

練習はある日突然、身を結ぶ

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOLの山田圭吾です。

話し方や演技の練習をしている時によく、

「頭ではわかっているけれど、上手くできない」

という状況に陥る事があります。

抑揚や読むスピード、良い発声など、良い読みをしたいのに、なにかがストレスになってできない。

もっと強く鋭く、もっと暖かく、思い通りの表現がしたいのに、違うものが出てくる。

といった壁にぶつかり、

上手くいかずに「本当に自分は成長しているのか」と悩む事があると思います。

成長しているの?してないの?

大丈夫です!

成長しています!

ただ、

『成長はしているけど、その変化は微々たるものです。そして、自分で変化を感じる頃には劇的に変わっています』

難しいもので練習をし、その時はできるようになったとしても日頃の癖で元に戻ってしまう事がほとんどです。

なので、繰り返し反復練習をし、しゃべりの筋トレを継続して行う事で、その良いものが体に定着していきます。

新しい体の癖になったその瞬間に、しゃべりというものは変わります。

そして、その瞬間はある日突然やってくるのです。

何も変わっていないのではないか、と思ってしまう期間はとてもつらいものだと思います。

今やっている努力が無駄なのではと感じる事も少なくないでしょう。

場合によっては、練習時間を無理に増やし、結果練習自体が負担になり、辞めてしまう、

という最悪の結果を生んでしまうかもしれません。

けれど大丈夫です!

本当に成長しています!

ただ、その変化を感じるには、時間がかかる。

という事を覚えておけば、安心して練習できると思います。

それでも成長を感じたい!

では、自分の声を『録音』しましょう!

収録機器がない、という方は、スマホのボイスメモ、などで構いません。

むしろ手軽にできないと意味がないのでスマホを使っていきましょう。

客観的に自分の声を聞いて、それが思い通りに喋れているのかを自分の耳で判断しましょう。

最初は違和感も含めて、衝撃を受けると思います。

自分の声は喋りはこうなのかと。

しかし、それが実際に聞こえている声なのです。

まずはそれを受け入れ、そこから変化を感じていきましょう。

喋れているつもりでも滑舌が甘くなってないか、喋りのスピードが速すぎてはいないか。

主観的に捉えている時は自己判断が甘くなってしまっている事があります。

無意識でそうなってしまっている場合もあるので、まずは録音して、客観視をしてみてください。

この文章が皆さんのなにかの気づきになれば、幸いです。



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