WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

冷房による喉の乾燥を防ぐには?ボイストレーナーおすすめの簡単ケア法

こんにちは!WACCA MUSIC SCHOOL講師の原田里奈です🌷

最近ほ〜んとうに暑くて、これからかなり冷房に頼る時期になりますよね☀️

涼しくて快適な反面、ボイストレーニングをしている方にとっては喉の乾燥という大敵が潜んでいます。

実際、最近レッスンでも風邪ではないけど、喉は本調子ではないです…という生徒さんも多く見かけます。

冷房の効いた部屋では空気が乾燥しやすく、気づかないうちに喉がカラカラに…。

今回は、冷房による乾燥から喉を守るための5つの対策をご紹介します。

日常的に意識するだけで、夏のコンディションが大きく変わりますよ!

1.こまめな水分補給を習慣に(15~20分ごとに50〜120ml)

まずは基本中の基本。

喉の乾燥を防ぐには、体内から潤いを保つことが重要です。

おすすめは、15~20分に1回、一口か二口程度の水を飲むこと。

たくさん飲むだけではなく、飲むタイミングも重要なんです!

というのも、水を飲んでから体内に吸収されるまでは30分ほどのタイムラグがあります。

乾燥を感じてから大量に水を飲んでも30分は体が水分不足のままになってしまうんです。

さらには、余分な水分は約3時間で排出されるので、一度にたくさん飲んだからといってしばらく飲まなくてもいい、ということではないんですね💦

喉が渇いたと感じる前に少しずつ飲むことで、水分が十分に供給されて粘膜の乾燥を防ぎ、声帯の滑りも良くなります!

基本中の基本ではありますが、やっぱりこまめな水分補給が大切です!

2.室内でもマスクを活用しよう(特に寝るときやエアコンの直風が当たるとき)

マスクは湿度を保ち、喉を守る簡易加湿器のような役割をしてくれます。

歌うとき以外でも、寝ているときや冷房の風が直接当たる場面では、マスクを活用してみてください。

特に「起きたときに喉が痛い」人には、就寝用の加湿マスクが効果的です。

私も、夏場の冷房ガンガンのレッスン室に備えて、シルクマスクを購入してみました♪

使うのが楽しみです♪

3.歌う前のウォームアップは必須!(10分程度)

乾燥した喉でいきなり大きな声を出すのは、声帯に大きな負担をかけます。

レッスンや歌の練習の前には、少なくとも10分以上ウォームアップの時間を取りましょう。

内容としては、普段のレッスンでやっているウォームアップや、ストローエクササイズ、タングトリル、リップロールなどがおすすめです!

まとめ:喉を守ることは、声を守ること!

歌声は身体が楽器そのもの。

特に喉や声帯はとても繊細なパーツです。

冷房の乾燥に負けず、常に良いコンディションを保つことが、歌の上達にもつながります。

最近、声が出にくいな 喉がすぐにイガイガする…と感じたら、ぜひ今回ご紹介した対策をひとつずつ取り入れてみてくださいね。

ぜひ冷房の乾燥に負けずに元気に歌っていきましょう〜〜♪

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