WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

百見は一聞にしかず?!

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOLのラップコース、洋楽コースを担当している大形美優です!

洋楽やラップって聞くとめっちゃかっこいい✨

けど、自分で歌ってみるとなんかしっくりこない…ってことありませんか?

このブログでは、僕が自ら経験したり、聞いてきた、洋楽やラップを歌う際に感じやすい「なんか違う感」への対処法をご紹介します!

歌詞は合ってるはずなのに…

歌詞を完璧に覚え、音程にも割と自信がある。なのに、いざ歌ってみると「なんか違うぞ」「しっくりこないぞ」と感じることありませんか?

この感覚持ってる人、実は…センスあります!!!

母語が日本語で、邦楽に慣れ親しんだ人は、英語の歌詞だったり、日本語でもラップ調の曲を歌おうとすると、難しいと感じることが多くあるはずです。

歌詞を見てその通りに歌ってるはずなのに、どうして…??

歌詞は、百回見るより、百回聞いて!

例えば、ROSÉ&Bruno MarsのAPT.(例がちょっぴり古くてすみません笑)のサビ前に

“”Don’t you want me like I want you Baby””

という歌詞があります。

これをそのまま読んで、カタカナで「ドントユーウォントミー…」と歌ってしまうと、どんなに音程があっていても、しっくりこないと思います。

どうしてもリズムがモタモタして、疾走感を失うでしょう。

元の歌詞を聞いてみると、Don’t youはドンチュー、want meはウォンミーのように聞こえませんか??

文字では表しづらいですが、母音も「あいうえお」の間の曖昧な音にも聞こえる人もいるかもしれません。

(例えば、thank youはカタカナでサンキューともサンキューとも表現できるが、聞いてみるとアとエが混ざった音に聞こえるようなこと)

APT.の例は少し極端ですが、こうした音を再現することでそれっぽさがグッと上がります!

これは百回歌詞を見ても再現できないことですが、たくさん聞けば近づけられることでしょう。

ラップも同様で、日本語だとしても意外と文字通り発音していないことよくあります。

特にフレーズのおしりの韻を踏む箇所はより気持ちよく聞こえるために、母音を曲げたり、子音を極端に小さく発音していることがあります。

せっかくのパンチライン。空振ったら勿体無い!

「しっくりこない」時が上達のチャンス

多くの日本人にとって、洋楽やラップは子供の頃から聞いてきて体に染み付くような音楽では無いでしょう。

なので、そもそも自分の歌が原曲より物足りないと感じることすらない人もいるかも知れません。

「憧れの歌手、ラッパーのかっこいい曲を歌いたいのに、なんか出来ない。でも何が違うのかわからない」という方は、ぜひ原曲をたくさん聞いて再現度を高めてみてください!!

または、僕のレッスンで一緒にしっくりこない原因を探してみましょう!!

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