WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

インプロでリアリティのあるお芝居に近づこう

みなさんこんにちは!wacca講師の楓華です!
主にミュージカルのボイトレコースを担当しています。

蝉の鳴き声は毎日散々きいていますがあっという間に夏が終わりそうですね!

夏といえば!の甲子園、今年も色んなドラマがあって面白かったですね…!

演じるって?

さて今日は「お芝居について」書いていこうと思います。

私は小学生からミュージカルが大好きで、地元のミュージカル劇団に7年ほどいました。

その時は、演じることについて考えることもなく、〇〇だったらどうセリフを言うかな?ということだけでやっていた気がします。

子どもは感情表現が素直なので、与えられた状況に簡単に反応することができますが、
大人になるにつれて色々な邪念が湧き、余計なことを考えて素直に反応することが難しくなります。

ですが、芝居の根本は「Play」であり遊び心がすごく大事になります。

俳優になりたいと言う方でも振り切ったセリフを読むのが恥ずかしかったり、自分では感情込めているつもりでも棒読みと言われてしまう方もいます。

インプロ

そんな方におすすめなのが即興芝居、インプロというものです。

インプロにも色んな種類があるのですが、
ゲームを通じて自分の想像の幅を広げていくものです。

ルールの中に、以下のようなものがあります。

  • 失敗を楽しむ
  • 頑張らない
  • 上手くやろうとしない

これらの意識は芝居をやる上でもすごく大事で、
自意識から解放されて、それぞれが本来持っている自然な感情と向き合わせてくれます。

その結果反応良く相手の芝居にリアクションができ、嘘っぽさのないリアリティのあるお芝居にも繋がってきます。

インプロには台本がないので、言葉は自分の中から出てくるもののみでそこに嘘はありません。

実際のお芝居では読む文章は決まっていますが、
自然な感情の発生を確認する手段としてインプロゲームをやってみてくださいね!

ペアでやるものも多いのでぜひ仲間同士でも!

うまく感情が動かない方、芝居ってどうやればいいんだろうという方は是非インプロについて学んでみるといいと思います!

終わりに

芝居にもすごく好き嫌いがあって
この人にはいいと言われたのに、違う人にはダメと言われる、など日常茶飯事です…

舞台のテイストや演出家の好みに合わせて、芝居のアプローチを変えていくのも、仕事を増やすには役者として大切なことになります。

レッスンでは、一つのセリフに対して場面や状況、キャラクターを変えてみて色んなパターンで読んでみる練習もします。

オーディションでも瞬時に芝居を変える対応力など見られますので、レッスンで慣れておきましょう!

どんな有名な俳優さんでも、芝居は追求し続けるものと仰っていますし、正解はないので、悩みながら一緒にパフォーマンス上げていきましょうね!

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