こんにちは!WACCA MUSIC SCHOOLです!
「もっと透き通った声で話したい」
「深く響く、いい声になりたい」
「録音した自分の声が好きになれない」……。
そんな声質のお悩みはありませんか?
自分の声を変えたいと思っても、何をどう練習すればいいのか、わからない方も多いと思います。
今回は、いい声の特徴や、声がこもったり鼻声に聞こえたりする原因を、声帯・喉・口の仕組みから解説します!
さらに、それぞれの悩みに対応する具体的な練習方法も紹介していきます。
自分の声の特徴を知り、目指す声に近づくための参考にしてみてくださいね!
【いい声ってどんな声?】いい声の特徴
「いい声」と感じる基準は、人によって異なります。
ここでは、声そのものの音質、響き、言葉の伝わりやすさに分けて、いい声の特徴を見ていきましょう。
①音質が綺麗で透き通っていて、クリア
いい声の特徴の一つが、音質の綺麗さです。
声を聞いたときに、音がぼやけず、スッと透き通っていると、聴き心地がいいですよね。
このクリアな印象には、声帯の「閉じ具合」が大きく関わっています。
私たちの声は、左右一対の声帯が閉じて、振動することによって生まれています。
声帯は、表面にある柔らかい粘膜層(カバー層)と、その奥にある筋肉層(ボディ層)でできていて、声帯の閉じ具合がちょうどいいと、特にカバー層の部分がよく振動するようになります。
カバー層がきちんと振動していると、低い周波数から高い周波数まで豊富に倍音を含んだ音が鳴るので、それが輪郭のハッキリとしたクリアな声に繋がっていくのです。
また、閉鎖具合がちょうどいいと、息が声帯で詰まることなく通り抜けます。
そのため、声の輪郭ははっきりしていながら、声に若干の「空気感」も乗ります。
このはっきりした音と柔らかな空気感が合わさることで、透き通った音質が生み出されているのです。
②低周波数の倍音が豊富で、よく響く
いわゆる「いい声」のイメージは、麒麟の川島さんや、福山雅治さんのような「深く響く声」だと思います。
ああいった声には、高い周波数の倍音だけでなく低い周波数の倍音が豊富に含まれています。
またそれだけでなく、喉や口の形が「低周波数の倍音を強調しやすい形」になっていることで、より低周波数の倍音が強調されていると考えられます。
先程、声帯で生まれた音には「倍音」が含まれているとお伝えしましたが、私達人間は喉や口の形を変えることによって、どの辺りの倍音を強調するのかを調整することができます。
例えば「アイウエオ」という発音の違いは、倍音の強調パターンの変化によって生まれているって知っていましたか?
「アイウエオ」と言おうとすると、口の開き具合や舌の位置が変わるので、強調される倍音も変化し、発音が変わったように聞こえているだけなのです。
同じ要領で、低い周波数の倍音が強調されやすい喉や口の形にすることで、低い周波数の倍音をより強調することができます。
低周波数の倍音が強調されていると、物体が振動するような響き方をするので、ジーンと暖かく包み込まれるような、大人の魅力を感じさせる声質になるのです。
③滑舌が明瞭で、聞き取りやすい
3つ目が明瞭な滑舌です。
いい声の人が話していると、一つひとつの言葉がハッキリと聞こえて、内容がスッと頭に入ってきますよね。
滑舌がいいということは、舌や唇、あごなどの「発音に関わる部位」の動きが器用だということです。
例えば「タ」と言うときには舌を上の歯の裏側あたりにつけて離し、「パ」と言うときには唇を一度閉じてから開きます。
こうした動きがタイミングよく行えるから、言葉が明瞭に聞こえるのです。
先程、いい声の人は喉や口の形を調整することで、声に含まれる倍音を強調しているとお伝えしましたが、そういった作業が感覚的にできるということは、そもそも喉全体が器用に動かせるということです。
つまり、声がいい人は、滑舌も良い場合が多いのです。
声の響きが心地よく、言葉もスッと耳に入ってくるからこそ、ずっと聞いていたくなるような「いい声」に感じられるということです。
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自分の声質が気持ち悪く感じる原因
ここまで、いい声の特徴についてお伝えしてきましたが、そもそも「自分の声が好きになれない」という方も多いと思います。
特に、録音した自分の声を聞いて「え、自分ってこんな声なの?」と驚いた経験はありませんか?
この違和感には、自分の声が耳に届く経路の違いが関わっています。
録音した自分の声が気持ち悪く感じる理由
普段、自分が話しているときには、2つの経路から声を聞いています。
1つは、口から出た声が空気を伝わって耳に届く経路です。
もう1つは、声を出したときの振動が頭の骨などを通して、耳の奥に届く経路です。
この2つ目の経路を「骨伝導」と呼びます。
普段聞いている自分の声には、この骨伝導による音も混ざっているため、録音で聞く声よりも低音が豊かで、深く響いて聞こえやすいのです。
録音した声を再生すると、声を出しているときの骨伝導による音が加わらず、スピーカーやイヤホンから耳に届く音を聞くことになります。
そのため、普段の自分の声と比べて「高い」「薄い」「鼻にかかっている」と感じることがあるのです。
しかも、自分が毎日聞いてきた声は、骨伝導による音が混ざった方の声です。
ずっと聞き慣れていた声と、録音から聞こえてくる声に差があるからこそ、「自分の声なのに、自分の声じゃないような感じ」がして、気持ち悪く感じてしまうのです。
声がこもって聞こえる原因
声がこもって聞こえるということは、声の輪郭を形作る「高い周波数の倍音」が弱くなっているということです。
先程、声帯で生まれた音には倍音が含まれ、それが喉や口を通ることで強調されるとお伝えしました。
つまり、声帯でどんな音が生まれるかと、その音を喉や口でどう響かせるかによって、声のこもり方は変わるのです。
まず、声帯で生まれる音を「原音」と呼びます。
この原音に高い周波数の倍音が十分に含まれていないと、いくら喉や口の形を調整しても、声の輪郭をハッキリさせることができません。
強調する元の音が乏しいので、響かせ方だけを工夫しても、声の籠りが残ってしまうのです。
また、原音に倍音がしっかり含まれていても、それを喉や口で十分に強調できなければ、やはり声は籠って聞こえます。
喉や軟口蓋、舌、顎、唇などをそれぞれ別々に細かく動かせないと、倍音を強調するための形に調整しづらくなるのです。
つまり、声の籠りを無くすには、高い周波数の倍音を十分に含んだ原音を作ることと、その倍音を喉や口で十分に強調することの両方が必要です。
この2つが揃って初めて、輪郭のハッキリとした声に繋がっていくのです。
鼻声に聞こえる原因
実際に鼻が詰まっているわけでもないのに、鼻声に聞こえる原因の一つが、軟口蓋が下がって、声が鼻へ抜けていることです。
軟口蓋とは、口の天井の奥にある柔らかい部分のことです。
この部分が上がると鼻側への通り道が閉じ、下がると通り道が開きます。
通常、「ア」などの母音を発音する時には、軟口蓋が上がって鼻側への通り道を閉じ、声が主に口から出ます。
ところが、軟口蓋が十分に上がらず、この通り道が開いていると、音が鼻側にも抜けることになります。
鼻腔には低い帯域の倍音を強調し、他の一部の倍音を弱める音響特性があるため、声が鼻側に抜けると、声の輪郭がぼやけ、籠ったような鼻声になることがあるのです。
「鼻腔共鳴」という言葉から、鼻へ音を通すほどよく響くと考える方もいると思いますが、鼻の辺りに響きを感じることと、実際に鼻へ音を通すことは別です。
響かせようとして鼻へ声を抜いてしまうと、かえってこもった鼻声になってしまう危険性があるので、注意しましょう。
裏声がかすれて綺麗に出ない原因
自分の声の、特に裏声の音質が気になるという方も少なくありません。
裏声が掠れる原因は声帯が上手く伸ばせておらず、テンションがかかっていないことが原因である場合が多いです。
地声の場合、声帯を寄せて閉じる筋肉が作用して、左右の声帯を中央へ寄せます。
しかし裏声の場合は、この「寄せて閉じる筋肉」ではなく「声帯を伸ばす筋肉」の働きによって声帯を中央に寄せます。
輪ゴムをイメージするとわかりやすいのですが、何もしていない時の輪ゴムは丸い形をしていますよね。
ところが、輪ゴムを左右から引っ張ると、それだけで輪ゴム同士が接近して、隙間は狭まります。
これが裏声の時の声帯の閉じ方です。
一方で地声は、指で輪ゴムを中央へ寄せて接近させるイメージに近いです。
どちらも接近することに変わりありませんが、裏声の方が間接的で、地声の方が直接的に声帯を寄せているという違いがあります。
声帯を伸ばすのが苦手な人は、伸ばすだけでは声帯が上手く寄りません。
そのため、声帯の閉鎖が不十分になり、掠れたり、息っぽくなったりして、綺麗に出なくなってしまうのです。
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声質を改善する練習方法
ここからは、声質の悩みや、目指す声に合わせた練習方法を紹介していきます。
先程説明した声帯・喉・口の仕組みを、実際に声を出しながら確認していきましょう。
それぞれの練習では、やり方に加えて、うまくできている目安もお伝えするので、自分の動きや声の変化を確かめながら試してみてください。
透き通った声と透明感のある声の練習方法
ここまでの内容を踏まえると、透き通った透明感のある声を出すポイントは
・ちょうどいい声帯閉鎖で、カバー層の振動を保つこと
・若干の空気感があること
・喉や口の動きで、高周波数の倍音が強調されること
この3つです。
ハミングを使ってそれぞれ練習していきましょう。
まず、男性A3、女性C4辺りで地声のハミングをしていただきたいのですが、この時ポイントがあります。
「鼻息が出る」ことです。
ハミングは出し方が様々あり、鼻息がほとんど出ないハミングもあれば、鼻息がたくさん出るハミングもあります。
今回は「鼻息が出る」方のハミングを行います。
普段鼻呼吸している時と比べて、露骨に鼻息が出る量が減っていないか比べてみると良いでしょう。
鼻息を止めないことで、声帯が強く閉まりすぎることを防ぎ、閉鎖具合をちょうどよくする狙いがあります。
ハミングが出せたら、
「どの辺りで声が響いているか」
「どのくらいの範囲で声が響いているか」
この2点を確認してください。
これが、声帯の閉鎖具合が適切かを判断する指標になります。
声帯の閉鎖具合が適切だと、声は鼻の辺りで響いて、範囲も鼻の辺りのみが響いているような感覚になるはずです。
逆に適切でないと、声は喉の辺りで響き、範囲も口から喉全体まで広く響く感覚になるはずです。
感覚まで確認できたら、ハミングからそのままゆっくり口を開けて発音を「マー」にします。
この時もハミングの時の感覚を維持したまま口を開けるように注意してください。
感覚を維持して発音をマに変えられたら、口の開きを微調整して声に「芯」が入るようにしていきましょう。
ちなみに、ハミングの段階で高周波数の倍音がしっかり含まれた声帯原音が生み出せていれば、発音をマに変えていく過程で勝手に声に芯が入るはずです。
口がだんだん開いていくことで強調される周波数帯が移り変わっていき、完全に「マ」になるまでのどこかで高周波数帯の倍音を強調しやすい形になるはずだからです。
響きの位置・響きの範囲・息の流れ・芯
この四つがうまく共存した声が出せたら、それがまさに「透き通った声」です。
鼻腔共鳴を使って声を響かせる練習方法
鼻腔共鳴の練習方法は、前段の「透き通った声と透明感のある声の練習方法」と全く同じです。
先程「鼻の辺りに響きを感じることと、実際に鼻へ音を通すことは別です。」とお伝えしましたが、前段の練習はまさに「鼻に息を通さず、鼻の辺りに響きを感じる練習」なのです。
試しに、前段で紹介した手順でハミングからマに移行し、移行したらマーと伸ばしたまま鼻を摘んでみてください。
すると、およそ30%くらいの人は、鼻を摘んでも声質に何も影響が無いはずです。
鼻を摘んでも声に影響が無いということは、軟口蓋がしっかりと上がっていて、鼻腔へ空気が流れていないということです。
にも関わらず、鼻の辺りで響きは感じていますよね。
これがいわゆる「鼻腔共鳴」の状態です。
逆に残りの70%の人は、鼻を摘んだ瞬間に声が鼻声っぽくなったり、耳が詰まりそうな感じになります。
この場合は発音をマにしても軟口蓋が上がり切らず、空気が鼻腔へ流れてしまっている証拠なので、先述した通り声がこもってしまう恐れがあります。
このように、透き通る声の練習をしながら鼻を摘むことによって「鼻に息を通さず、鼻の辺りに響きを感じる練習」つまり「鼻腔共鳴」の練習もできてしまうのです。
一石二鳥の練習なので、ぜひやってみてください。
低周波数の倍音を豊かにする練習方法
福山雅治さんのような、深く響く声を出すために、今回は喉仏を下げる練習をしていきましょう。
喉仏が下がると、声帯から口までの空間が長くなり、強調される周波数帯が低い方へ移りやすくなります。
まず、鏡で喉仏の位置を確認してください。
見えづらい場合は、喉仏に指を軽く添えて、上下の動きを確認しても構いません。
その状態で、声を出さずに、あくびをするようにゆっくり息を吸ってみましょう。
この時、喉の奥が広がる感覚と一緒に、喉仏が下へ動くかを確認します。
動きが確認できたら、一度普段の状態に戻して、もう一度同じ動きをしてみてください。
何度か繰り返し、「どう動かすと喉仏が下がるのか」を掴んでいきましょう。
次に、喉仏が少し下がった状態のまま、「オー」と地声を出していきます。
男性E3、女性A3くらいの高さだと無理なく出せると思います。
この時ポイントになるのが、「声を出し始めた瞬間に、喉仏が元の位置へ戻っていないか」です。
息を吸っている時には下がっていても、発声した途端に上がってしまう場合があります。
喉仏が下がったまま発声できたら、「普段の同じ高さの声」と音質を比べてみてください。
うまくできていれば、声の高さは同じでも、喉仏を下げた方に丸さや深さが加わって聞こえるはずです。
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鼻づまりのような声を改善する方法
ここでは、鼻が詰まっていないのに、声が鼻へ抜けてこもって聞こえる場合の練習を紹介します。
先程、軟口蓋が上がると鼻側への通り道が閉じ、声が主に口から出るとお伝えしました。
今回は、この軟口蓋を上げる動きを掴んでいきましょう。
まず、鏡の前で口を開き、口蓋垂(のどちんこ)と、その周囲にある軟口蓋を確認してください。
その状態で軽くあくびをして、軟口蓋が上へ動く様子を見てみましょう。
「軟口蓋って上がるんだ」と確認できたら、先程の「透き通った声の練習」と同じように、ハミングから「マー」へ移行します。
そのまま「マー」と伸ばしながら、鼻を摘んでください。
鼻を摘んだことで鼻づまりのような声になったら、摘んだまま、鼻声ではなくなるように声の出し方を調整してみましょう。
先程あくびで確認した、軟口蓋が上がる動きを使ってみるのもオススメです。
鼻声ではなくなったら、声を伸ばしたまま鼻から手を離し、もう一度摘んでみてください。
摘んでも離しても声質が変わらなければ、軟口蓋が上がって鼻側への通り道が閉じているので、その状態を覚えてください。
発声の感覚、のどちんこ辺りの感覚、覚えられるものは全て覚えましょう。
いつでもその状態が再現できるようになれば、鼻詰まりのような声質は根本から改善されていきます。
裏声を綺麗に出す方法
裏声を綺麗に出すには、声帯を十分に伸ばし、テンションがかかった状態で振動させることが大切です。
先程、声帯を十分に伸ばすには、声帯を伸ばす筋肉と声帯を開く筋肉が綱引きする必要があるとお伝えしました。
その状態を1番作りやすいのが、息を吸いながら声を出す「吸気性発声」です。
息を吸う時には、空気の通り道を広げるために声帯を開く筋肉が働くので、前段で説明した綱引きの「開く側」の動きを引き出せます。
そこに裏声を出す動きを加えれば、声帯を開く筋肉を動作させながら、声帯を伸ばす筋肉も刺激できるのです。
【吸気性発声のやり方】
まず、突然目の前に人が現れて、びっくりした場面を想像してください。
その時の、息を「ハッ」と飲み込む動きを、小さく真似してみましょう。
次に、その吸い込む息に、高い声を少し乗せてみてください。
吸いながら出す声はコントロールが難しいので、最初は音程や発音を気にせず、裏声が鳴ればOKです。
声が出せたら、無理なく出せる範囲で、なるべく高く、なるべく長く伸ばしてみましょう。
最初は偶然出るだけでも構いませんが、どう息を吸うと声が鳴るのか、その時に喉がどんな感覚になるのかを確認しながら繰り返してください。
その感覚を覚え、出したい時に狙って吸う裏声を出せるようにしていきます。
できるようになったら、同じくらいの高さで息を吐きながら裏声を出し、吸う時の感覚を再現してみてください。
吐く方でうまく出せなくても、吸う裏声を出すこと自体が、声帯を伸ばす筋肉を使うトレーニングになります。
まずは吸う方で、なるべく高く、なるべく長く、狙って出せるように練習を重ねていきましょう。
滑舌を改善する方法
滑舌を改善するには、舌や唇、あごを、それぞれ別々に細かく動かせるようにすることが大切です。
今回は、舌のどの部分を使うかを、自分で切り替える練習をしていきましょう。
まず、鏡の前で「ア」の口を作り、その開き具合を保ったまま「タ・カ・ラ」と発音してください。
「タ」は舌先を上の歯の裏側あたりにつけて離し、「カ」は舌の奥を軟口蓋につけて離し、「ラ」は舌先で上の歯茎付近を軽く弾きます。
この時ポイントになるのが、「舌と一緒に、あごまで上下していないか」です。
鏡で確認しながら、あごを噛み締めず、舌の動きで3つの音を作り分けてください。
できるようになったら、ほかの発音でも、あごの動きに頼らず舌や唇を動かせるか試してみましょう。
そうすることで、発音に必要な部位を別々に動かすコントロール力が鍛えられ、一つひとつの音を明瞭に作れるようになり、滑舌が良くなっていきます。
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よくある質問
Q1. 録音した自分の声が気持ち悪く感じるのはなぜですか?
普段聞いている自分の声には、空気を伝わる音に加え、頭の骨などを通して届く「骨伝導」の音も混ざっています。
録音ではこの骨伝導による音が加わらないため、普段より高く、薄く聞こえることがあります。
聞き慣れた声との差が、「自分の声なのに違う声のように感じる」という違和感に繋がるのです。
Q2. 深く響く声を出すには、声の高さを下げればいいですか?
声の高さに加えて、喉や口でどの周波数帯の倍音を強調するかが、声の深さに関わります。
本文では、喉仏を下げ、同じ高さの声でも響きを変える練習を紹介しています。
声の高さと声量を揃えて録音すると、調整する前と後の響きの違いを確認しやすくなります。
Q3. 声質は生まれつき決まっているのでしょうか?
声帯の大きさや喉・口の形など、生まれ持った特徴は声質に関わります。
さらに、声帯の閉じ具合や、喉・口の動かし方によっても、声の明瞭さや響きは変わります。
自分の声の特徴を活かしながら、発声に関わる部位を動かす練習で、声質の改善を目指せます。
Q4. 声がこもって聞こえるのは、口の開きが小さいからですか?
口の開きに加えて、声帯で作る音と、その音を喉や口でどう響かせるかが関わります。
声の輪郭を作る高い周波数の倍音が弱ければ、口を大きく開けるだけでは改善しづらくなります。
声帯で明瞭な音を作ることと、舌やあご、唇などを調整してその音を響かせることの両方が大切です。
Q5. 滑舌の練習では、速く発音することが大切ですか?
まずは、発音に必要な部位を狙いどおりに動かし、一つひとつの音を明瞭に作ることが大切です。
本文の「タ・カ・ラ」の練習では、口の開きを保ち、あごの上下に頼らず舌を動かします。
鏡で動きを確認しながら、舌先と舌の奥を使い分け、3つの音をハッキリ発音できるようにしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
声質を改善するには、声帯でどんな音を作るかと、その音を喉や口でどう響かせるかの両方が大切です。
今回紹介した練習を通して、自分の声がどう変わるのかを確かめながら、目指す声の出し方を掴んでいきましょう。
「自分ではうまくできているかわからない」「自分の声に合った練習を知りたい」という方は、ぜひWACCA MUSIC SCHOOLの体験レッスンへお越しください!
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