WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

秋の声って🟣どんな声? ― 季節と声質の関係を考える

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOLのayachiです🪷

🟣季節が変わると、声も変わる

夏の終わりから秋にかけて、空気が少し乾き始め、気温も下がっていきます。

その変化は喉や呼吸にも影響して、自然と「やわらかく」「静かな」声が出やすくなるんです。

たとえば、Aimerさんのウィスパーな響きや、iriさんの深めのトーンはまさに“秋の声”の代表。

聴いているだけで、少し切なく、でも温かい気持ちになりますよね。

🟣“秋の声”の特徴とは?

秋の声は、どこか空気を多く含んだような、息まじりのトーンが魅力。

夏のように張る必要はなく、少し引いた位置で響かせると雰囲気が出ます。

聴かせるというより、「寄り添うように話しかける」感覚がポイント。

💡おすすめ曲

・iri「Wonderland」
・Aimer「蝶々結び」
・Vaundy「おもかげ (produced by Vaundy)」

この3曲は、“秋の空気感”をそのまま閉じ込めたような楽曲かなと思います!

💡“秋の声”を出す3つのコツ

1. 息を多めに混ぜて、やわらかく話すように歌う
2. 中低音を意識して、余白のあるトーンで
3. テンポを少し落として、“間”で聴かせる

この3つを意識すると、季節とともに声が深まります。

🟣体も“秋モード”に切り替わる

秋は乾燥や寒暖差で、喉がカサつきやすい季節。

声帯の潤いが減ると、声が硬くなったり、響きが浅くなったりします。

白湯を飲んだり、加湿を意識するだけでも、声の質感はぐっと変わります。

歌う前に軽いストレッチをして、体をほぐすのもおすすめです。

🟣まとめ

秋は、空気が乾いたり、気温が下がったりして、声が変わりやすい季節です。

でもそれは悪いことばかりじゃなくて、声が軽くなったり、繊細な表現がしやすくなるという“秋ならでは”の良さもあります。

だからこの季節は、

・喉ケアを少し意識する
・息の量や優しい声を試してみる
・切ない・落ち着いた曲を歌ってみる

こんな工夫をすると、秋の歌をもっと楽しめると思いますので ぜひ歌ってみてください🍂

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