WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

滑舌よく話すには?

みなさんこんにちは!wacca講師の楓華です!

主にミュージカルのボイトレコースを担当しています。

色々と始まりの多い春は、気温も心地よくお散歩をしたくなる気分ですね。

コーヒーもホットからアイスメインに切り替わりました!

滑舌について

さて今日は「滑舌よく話すには?」を題にして書いていこうと思います。

みなさんは普段滑舌について悩んだことはありますか?

私は実は過去に舞台の稽古で「滑舌!」と注意されたことがありました。

俳優に限らず、営業など普段から話すことを仕事にしていたり、普段の生活から話すことは皆さんしていることですよね。

そんな中で何度も声を聞き返されたり、言葉が伝わらない、上手く口が回らないなどの経験はありますか?

今日はそんな方々にむけて、実際に私が取り組んだトレーニングを交えて紹介していきます!

まず、よくあるのが口の動きが小さいという例です。

無理に大きく開ける必要はないのですが、

小さすぎると上手く言葉が発語できていないことがあります。

その時、くちびるを意識してみましょう。

くちびるを使う意識で基本の「あ・い・う・え・お」を発音してみます。

これだけでもだいぶ変わってきます。

次にほっぺたを動かす意識、表情筋をつかってあいうえおを発音してみましょう。

表情筋が使えるようになると顔の印象も明るくなり、綺麗な笑顔も作りやすくなりますので

一石二鳥です!

舌の動き

そして滑舌という漢字にもあるように舌の動きも重要になります。

舌にも筋肉があり、筋肉が弱いと動きが遅くなり普段の話すのスピードに追いついていけなくなります。

ですので次に舌のトレーニングについて紹介します。

まず口の中を全部触るように丸く円を描いてみましょう。

これを左右10回ずつ回していきます。

普段使っていない部分なので硬くなっておりこの時点で結構舌が痛くなります…!

これを毎日1回〜3回続けてみてください。

段々と回すのが楽になってくると思います。

舌にも筋肉がつきますので地道にやってみてくださいね!

別の舌トレーニングとしては、

舌をまっすぐ外に出したまま、話してみるというのものがあります。

舌に力が入りやすい方は、話しているうちに舌が後ろに引っ込んでしまったり形が変わったりしてしまいます。

そんな場合はティッシュで舌を掴んで引っ込まないようにサポートするのもありです◎

舌を出したままでもなるべく普段の日本語に近づける意識で話すと表情筋も使えるようになります!

滑舌が悪くなる原因は他にも、発語の舌の位置や話すスピード、歯並びにもあります。

滑舌を直したい方は是非レッスンに来て下さいね!

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