吉祥寺のZIGZAGと、銀座のWACCA、2つのMUSIC SCHOOLで DTM講師をしている難波です。
複合技術とは?
一口にDTMと言っても、曲が完成するまでにはさまざまな工程があります。鼻歌で思いついたフレーズや、ギターを弾きながら歌ったメロディで曲を作るとしましょう。
まず最初にメロディを考え、コードをつける作曲の技術が必要になります。歌ものであれば、そこに歌詞を乗せる作詞の技術も必要です。
次に、できた曲を豪華にするためのアレンジの技術が必要になります。ピアノやギターの演奏技術があれば、それを活かすこともできるでしょう。
そうして出来上がったトラックを完成に近づけていくには、自分の耳を信じながらあらゆるプラグインを駆使するミックスやマスタリングの技術が必要になってきます。
そしてなにより、これら一連の作業にはパソコンやスマホでDAW(作曲ソフト)を扱う技術が不可欠です。
DTMはとっつきがたい?
では、DTMは初心者には難しいものなのかというとそうではありません。むしろさまざまな技術を必要としている分、門戸は開かれています。
カラオケで好きな歌を歌った経験が作曲に、好きな本や映画を見漁った経験が作詞に、ピアノやギターの演奏経験があればアレンジが活き活きとしますし、あらゆる音楽を聴いた経験が耳を良くしてミックスの手助けになります。
パソコンやスマホの扱いに慣れていれば、作業効率や作業速度が大幅に伸びます。
自分の『好き』を実現できる
そもそも、生まれた時からDTMの技術を修得している人なんていません。みんな『やりたいこと』を実現するために必要な技術を学んできたのです。
技術は目的に先立たないのです。
もしこれを読んでいる人で「自分の曲を作りたい」「DTMを始めてみたい」と考えている人がいるなら、自分の『好き』を軸にして必要な技術を考えることをおすすめします。
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