こんにちは!
WACCA MUSIC SCHOOLの山田圭吾です!
今回も皆さんの喋りの改善のために、自分が思う事を伝えていきます!
気づくとは?
声優においても、話し方においても、自分の喋りを客観的に見ることは大切です。
なぜなら、自分が感じているより、自分の声のクオリティは低いからです。
というのも、普段喋っている自分の声は自分には、
「体内を振動している声」
と、
「口から実際に発している声」
2つが聞こえているからです。
しかし、相手には、
「口から実際に発している声」
の1つしか聞こえていません。
これは非常に大きな感覚的違いを生みます。
こんな経験はないでしょうか?
- 自分ははっきり喋っているように聞こえるのに、相手に聞き返される事がある。
- 動画などの自分の声を聞いた時に違和感を感じる。
このような事が起こるのは、自分には2重に聞こえている、
つまりフィルターが掛かった声が聞こえているのに対し、
相手には1重の声、
つまり本来のあなたが発している声が聞こえているからです。
再度言いますが、これは非常に大きな感覚的違いを生みます。
声が違ったふうに聞こえるのはもちろんの事、声量、声圧、声色、声の高さ、抑揚、など色々な事が違います。
もっと細かく伝えると、
- 「を」や「が」などの、接続詞が上がってしまっている。
- 「です」「ます」などの、語尾が聞こえない。
- 「おはようございます」の「お」の部分である語頭が聞こえない。
- 「さ行」「ら行」の滑舌が悪い。
など、色々な事が起こっている事があります。
なので、まずは、
「自分の声の特徴、癖に気づく事」
が大切になってきます。
そこに気づく事で修正する部分がわかり、良い喋りに繋がっていきます。
気づく事が変化を生む
上記のような事に気づけると、「他人の喋り方から学ぶ事」ができます。
キャスター、アナウンサーの方々の喋りってどのように良いものなのか、
逆に、良くない喋りってこれのことなのか、
となにげない日常から、学びを感じられるので、
まずは「気づく」
という事が大切です。
この文章が皆さんのなにかの気づきになれば、幸いです。
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