こんにちは!WACCA MUSIC SCHOOL ボーカル講師の児玉です。
明けましておめでとうございます!2026年が始まりましたね!
みなさんは今年から始めてみよう、頑張ってみようと思っていることがありますか?
私は、昨年末音楽に関する新たな気付きをたくさん得ました。
それを上手く活用して、もっと音楽ライフを楽しむ予定です♡
今回は新年にちなんで、「新しい」にフォーカスしてお話していきます。
新しい音楽に触れることの影響
新しい音楽に常に触れていることで、今までになかった感覚が育ちます。
例えば
- ・耳が育つ
- ・ボーカル表現の引き出しが増える
- ・情報のアップデートが感性を保つ
耳が育てば、正確にどのタイミングでどんな音が鳴ってるのか把握できるようになります。
ざっくりとした内容だけでなく、リズムなら「32分音符や64分音符を感じられる」「グルーブがわかる」「若干の早どり遅どりがわかる」、音程なら「ピッチの高低が聞き取れる」「どこを使って響かせている音なのか聞き取れる」「細かい音程やテクニックを聞き取れる」などがあります。
これが聞き取れれば、自分の課題がわかるのです。
課題がわかれば練習して、できるようにするだけです。
また、音楽にも「サウンドが古い・新しい」と言う感覚があります。
そういった情報を耳で受け取れるようにしておけば、その曲にあった表現方法を選ぶのに役立ちます。

どんな音楽や情報を取り入れたらいい?
普段趣味で聞く音楽とは全く別のジャンル、言語のものを聞いた方がいいです。
似たものばかり聞いていると「大体こんな感じだろ」と想像で音楽を補填してしまい、気付きが少なくなってしまうからです。
言語によっても言葉の区切り方やアクセントの位置が違います。
特に違うのが音節です。
「それを自分の音楽に当てはめたら?」など新しい組み合わせを試すきっかけにもなると思うので全く違うジャンル、言語の音楽をぜひ試してみてください。
普段使っている音楽ストリーミングアプリ(Spotify、Apple musicなど)でいつもは押さないボタンを押してみたり、日本語の検索ワードを好きな言語に翻訳してから検索してみたり(最新人気ランキング→スペイン語でÚltimas clasificaciones de popularidad)するといつもとは違う音楽に辿り着きやすいですよ。
実践の中で継続するための工夫
空き時間に取り入れるのが一番いいです。
時間を無駄にしないし気軽です。
例えば、
- お風呂や通勤中などに聞いてみる。
- その間に何かしら聞き取れることがないか探してみる。
- 聞き取れたものを真似してみる。
これだけです。
この継続が新しい感性や技術を育むために必要不可欠です。
まずは一曲でいいので試してみてください。

まとめ
人間は歳をとるほどに、変化や新しいものを受け入れにくくなります。
しかし、常に自分にとって新しいものを取り入れる習慣があるだけで、「変化」を受け入れられるようになります。
私の感覚では「変化」=「成長」を受け入れている人はいつも若々しい印象です。
私自身もそうでありたいと思っています。
音楽も同じです。
常に新しいものと触れ合い「変化」していくからこそ「成長」できると思います。
現状の自分の歌声に満足していない方は特に、新しいものを取り入れてみてください。
何か変わるかもしれませんよ。
