WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

アーティストがステージでかっこよく見えるわけ

こんにちは!WACCA MUSIC SCHOOLの児玉です。

皆さんは、ステージ上のアーティストを生で見たことがありますか?

歌ったり、踊ったりしているときに限らず、ただ話しているだけでも「かっこいい!」と思うことがあったりしますよね。

なんなら突っ立ってるだけでもかっこいい!なんで?!今日はその理由についてお話しようと思います。

立ち姿が綺麗だから

私は好きあらば自分も人も観察しています。

観察していく中で思うのですが、芸能人の中でちゃんと立てない方を私はみたことがありません。

皆さん自然で綺麗な立ち方をされていらっしゃいます。

骨格標本をお手本に、骨の配置を考え、そこに骨を常に置けるように意識しているのだと思います。

些細なようで実は舞台に立つためには必須のスキルだと思います。

姿勢が崩れるだけで発声しづらくなるだけでなく、舞台人としてのオーラや空気感まで損なわれてしまうのです。

みなさんは普段自分がどう立っているか、ご存知ですか。

もしご存知なければ、鏡で360度まじまじとご自身を観察されてみてください。

観察ポイントはこちらです。

・重心

・関節(足首、膝、腰、肩、首)

これら全てがあるべき位置にあれば、立っているだけでかっこよくなります。

ぜひ骨格標本と見比べてみてください。

振る舞いが綺麗だから

上記の姿勢をキープしたままどんな動作ができるか色々試してみましょう。

歩き方ひとつとってもこだわって見てみてください。

歩き出す時の重心の位置や、足首の伸ばし方、股関節と大腿骨の動きに関してなどです。

先ほどは静止状態で考えましたが、こちらは動作中なのでより一層難しくなると思います。

表情まで管理されているから

では舞台上での表情も見ていきましょう。

特に歌唱に特化したお話にはなりますが、歌っている間はずっと口を動かしている状態になります。

しかもマイクで口元が隠れるので、お客さんに正確に感情を伝えるためには、目元周辺で表情を作る必要があります。

では目元だけで喜怒哀楽を表現してみてください。

とっても大袈裟に作らないと伝わらないですよね。

そこで活躍するのが目線です。

少し上を向いたり、下を向いたり、視線を合わせたりするだけでグッと感情が伝わりやすくなります。

まとめ

些細な動きまでこだわって作られているのがプロのステージです。

ぜひ歌だけでなく、一挙手一投足まで楽しんでみてください。

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