こんにちは!WACCA MUSIC SCHOOLの児玉です。
皆さんは、ステージ上のアーティストを生で見たことがありますか?
歌ったり、踊ったりしているときに限らず、ただ話しているだけでも「かっこいい!」と思うことがあったりしますよね。
なんなら突っ立ってるだけでもかっこいい!なんで?!今日はその理由についてお話しようと思います。
立ち姿が綺麗だから
私は好きあらば自分も人も観察しています。
観察していく中で思うのですが、芸能人の中でちゃんと立てない方を私はみたことがありません。
皆さん自然で綺麗な立ち方をされていらっしゃいます。
骨格標本をお手本に、骨の配置を考え、そこに骨を常に置けるように意識しているのだと思います。
些細なようで実は舞台に立つためには必須のスキルだと思います。
姿勢が崩れるだけで発声しづらくなるだけでなく、舞台人としてのオーラや空気感まで損なわれてしまうのです。
みなさんは普段自分がどう立っているか、ご存知ですか。
もしご存知なければ、鏡で360度まじまじとご自身を観察されてみてください。
観察ポイントはこちらです。
・重心
・関節(足首、膝、腰、肩、首)
これら全てがあるべき位置にあれば、立っているだけでかっこよくなります。
ぜひ骨格標本と見比べてみてください。
振る舞いが綺麗だから
上記の姿勢をキープしたままどんな動作ができるか色々試してみましょう。
歩き方ひとつとってもこだわって見てみてください。
歩き出す時の重心の位置や、足首の伸ばし方、股関節と大腿骨の動きに関してなどです。
先ほどは静止状態で考えましたが、こちらは動作中なのでより一層難しくなると思います。
表情まで管理されているから
では舞台上での表情も見ていきましょう。
特に歌唱に特化したお話にはなりますが、歌っている間はずっと口を動かしている状態になります。
しかもマイクで口元が隠れるので、お客さんに正確に感情を伝えるためには、目元周辺で表情を作る必要があります。
では目元だけで喜怒哀楽を表現してみてください。
とっても大袈裟に作らないと伝わらないですよね。
そこで活躍するのが目線です。
少し上を向いたり、下を向いたり、視線を合わせたりするだけでグッと感情が伝わりやすくなります。
まとめ
些細な動きまでこだわって作られているのがプロのステージです。
ぜひ歌だけでなく、一挙手一投足まで楽しんでみてください。