こんにちは!
WACCA MUSIC SCHOOLの今野絵美理です。
今回は洋楽で学んだ、教科書には出てこない英語について記載します。
スラング(俗語)
歌詞ではリズムや響きを大切にするため、日常会話でよく使うスラングや省略形が自然に取り入れられています。
洋楽でよく見る、会話でもよく使うスラング
Wanna(= want to)
I wanna hold your hand.(君の手を握りたい)
I just wanna dance tonight.(今夜はただ踊りたい)
読み方:ワナ
「want to」を早口で言った音がそのまま文字になった形です。ビートルズの名曲「I Wanna Hold Your Hand」にも登場します。
Gonna(= going to)
I’m gonna call you tonight.(今夜電話するよ)
It’s gonna be alright.(きっとうまくいくさ)
読み方:ゴナ
「going to」が崩れた形で、会話でも歌詞でも超定番。
Gotta(= have got to)
I gotta go now.(もう行かなきゃ)
You gotta believe in yourself.(自分を信じなきゃ)
読み方:ガラ/ガタ
「〜しなきゃならない」という意味。
Lemme(= let me)
Lemme love you.(君を愛させて)
Lemme see what you got.(何を持ってるか見せて)
読み方:レミ/レメ
ネイティブが自然に話すと「let me」が「レミ」とつながり、歌詞にもそのまま「lemme」と書かれることが多いです。
Gimme(= give me)
Gimme one more chance.(もう一度チャンスをちょうだい)
Gimme the mic.(マイクを渡して)
読み方:ギミ
短く勢いのある音なので、ヒップホップやR&Bの歌詞でよく使われます。
Kinda(= kind of)
It’s kinda funny.(なんかおかしいね)
読み方:カインダ
「kind of」が崩れて「kinda」に。ニュアンスを柔らかくする時に使われる便利な表現です。
Outta(= out of)
I’m outta love.(愛がもう残ってない)
Get outta here!(ここから出ていけ!)
読み方:アウラ/アラ
テンポのある歌詞に使いやすい表現で、会話でも自然に登場します。
Ain’t
am not / is not / are not / have not / has not などをすべてまとめてカジュアルに言い換えた表現。
I ain’t tired.(疲れてないよ)
You ain’t seen nothing yet.(まだまだこれからだよ)
読み方:エイント
文法的には正しくないとされますが、ブルースやヒップホップ、R&Bなどでよく耳にします。
Ain’t no〜
Ain’t no mountain high enough.(どんなに高い山も乗り越えられる)
Ain’t no sunshine when she’s gone.(彼女がいないと太陽も輝かない)
読み方:エインノ/エンノ
二重否定で強調するブルースやソウルで特に多い表現。
まとめ
これらのスラングはフォーマルな文章には向きませんが、洋楽や日常会話では頻繁に使われます!
歌詞を通して自然に覚えるとリスニング力や会話表現がアップする事間違いなし\(^o^)/♪