こんにちは、WACCA MUSIC SCHOOL講師の児玉です。
最近不安定なお空ですね〜
服選びも難しいし、お出かけもしずらいし…
とは言いつつ実は雨が好きです。
雨の匂いと音が心地よくて、よく寝れるんですよね^ ^
雨独特のリズム感といいますか☂️
ということで今回はリズムについてお話していこうと思います。
リズムと音程
音楽を構成する要素は大きく分けて二つあります。
それはリズムと音程です。
この二つがあれば音楽は成り立ちます。
ではどちらがより重要だと思いますか?
popsは特になのですが、私はリズムの方が重要だと思います。
例えばリズムがハマっていて音程が外れている場合を想像してみてください。
まだ何となく成り立ちそうですね。
その反対の、音程は合ってるけどリズムがズレている状態を想像してみてください。
Popsの良さが一気に消えて崩壊します。
音程は合ってるかどうかの判断がしやすく、みなさん意識して練習されることと思います。
でもリズムは意識していらっしゃいますか?
リズムが崩れると呼吸が乱れ、結局音程にも影響が出てしまいます。
このことに気づいていらっしゃいますでしょうか?
これまでは”ピッチ”などをテーマに音程のお話をしてきましたが、
今回は”リズム”に着目していきたいと思います。
リズムの聞き方
リズムはどう練習したらいいか分からず放置気味になっている方が大変多いです。
まずは音楽をしっかり何度も聞きましょう。
その際に楽器ごとに聞いてみてください。
「今はギターだけきく」「今はキーボードだけきく」といった具合です。
その中でも何度も聞いていただきたいのは、”ドラム”と”ベース”です。
バンドの根幹になる楽器たちなので身体に染み込むくらい聞きましょう。
そしてそのドラムはどんな風に鳴っていますか?
どのシンバルですか?
どのタムですか?
自分がドラムを叩くとして、どんな譜面を書きますか?
ベースはどのタイミングで鳴らしていますか?
どんなリズムパターンですか?
弾き方はどのように変化していきますか?
今ここに書いただけでも様々な視点がありますね。
歌や歌詞だけでなく楽器や弾き方に着目して音楽を聞いてみてください。
テンポキープ
次はテンポキープのお話です。
テンポとは曲の速さのことです。
一分間に60回均等に打つ速さがテンポ60です。
ポイントは”均等に”打つことです。
途中で速くなったり遅くなったりしないように均等に手を叩き続ける練習をしてみてください。
次は音楽に乗せて、次は歌付きで、次は録音して…と言った感じです。
しっかりこだわってキープしてみてください。
リズムの意識
あとはどんな風にリズムを感じるかです。
現代のpopsは元を辿ればブラックミュージックにたどり着きます。
アフリカ系の方たちの音楽ですね。
彼らの音楽では裏拍が重要になってきます。
まずは表拍の説明をします。
4回均等なリズムで手を叩いてください。
手が鳴ってるその瞬間が表拍です。
裏拍はその手が離れている何もなっていない瞬間です。
表拍が1234なら裏拍は1.5 2.5 3.5 4.5 の部分です。
この裏拍を意識して歌ってみてください。
なっていない音を感じれた瞬間、世界が変わりますよ。