WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

正確な音程で歌うための音感の鍛え方!

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOL の 麟太郎です。

歌の上手さには、音程、リズム、歌心、声の響きや強弱の付け方など様々な要素があります。

その中で、今回は音程について!

あらゆる曲でより正しい音程で歌えるようになる音感の鍛え方をご紹介します!

ドレミ歌えますか??

さて皆さん!

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド を歌ってと言われて歌えますか?

この音階の名前は「Cメジャースケール」と言いますが、キー(始まりの音の高さ)が違ったとしても多くの人が口ずさめると思います。

それは、音楽の授業で聞いたことがあったり、さまざまな経緯で耳にする場面が多くとても馴染み深い音列だからです。

しかし、それ、本当に正しく歌えていますか?

音程がずれる原因は「記憶違い」

普段から非常に慣れ親しんでいる「Cメジャースケール」ですが、実は人によって特定の音が少し低かったり、高く歌ってしまっていることがあります。

これは、技術不足によって音程を外しているのではなく、本人の頭の中の基準自体がずれているために起こります。

例えば、僕の場合だと、メジャースケールの4番目と7番目の音(Cメジャースケールの場合:ファとシ)を正確な音程(平均律)よりもほんの少し低く記憶してしまっていたのです!!

これでは、自分で正しい音程で歌っているつもりでもカラオケやバンドの演奏に合わせて歌ったときに音程のズレという違和感が生じてしまいます。

シャトルラン音源で解決!?

このような頭の中の音程のズレを解消するには、まず自分自身でそのズレを認識する必要があります。

そこで登場するのがシャトルランの音源!!

シャトルランの音源は、ドレミファソラシド〜ドシラソファミレド〜♪という感じで、「Cメジャースケール」が上下繰り返し鳴らされます。

これに合わせてひたすら歌ってみましょう!なるべく寸分違わず正確なピッチを心がけてください。

繰り返しやるうちにズレを認識できるようになり、認識できるものは直すことができます。

ズレの大小や、どの音がズレ易いかなどは個人差が大きいので、ご自身で聴き分けることが重要です。

これを繰り返し行い自然になれば、どんな曲を歌っても一段音程が良くなることでしょう!

それでは、頑張ってください。

プラスα

シャトルランの音源で音程の感覚を掴めたら、今度はAマイナースケールとその派生であるAハーモニックマイナースケールをピアノで弾きながら練習してみましょう!

(シャトルランはメジャースケールしかないので、弾きながら練習。ピアノがない人はガレージバンドなどを活用すると良いです。)

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