こんにちは!
WACCA MUSIC SCHOOL
DECO DANCE SCHOOL 講師のYuriです。
2025年、巳年!今年もよろしくお願いいたします。
今日は、「Sing like Talking」という言葉についての小話をお届けしようと思います。
日本語に直訳すると、「話すように歌う」ということですね。
①「話し方を変えなさい」
私が学生時代、歌のレッスンを受けた時に言われた衝撃の言葉でした。
普段話す声が、どちらかというとハスキー声なので、チャームポイントであるとも想っていた声を全否定されたような気持ちになり、当時は本当に衝撃でした。
もちろんそのアドバイスには意図があり、
喉を痛めないように、より楽な負担のない発声を普段から心がけ、それを歌にも活かせるように、というものだったのは今になって納得しました。
しかし当時は
「アイドルちゃん達のように可愛い声で話してみて」
というアドバイスのいただき方だったのもあり、
数日試して、『私の話し方はこれじゃない…』と、どうしても飲み込めず挫折し、、
つまるところ今現在のような話し方に至っています。笑
②「それで十分なんです」
私は講師となった現在でもレッスンを受けているのですが、
その際に先生からかけられた、これまた衝撃の言葉でした。
ブレスが上手くいかないから、お腹の支えが足りないから、
”自分の頑張りが足りないから”、
だから出せないと思っていたある高音が、
先生のあるアドバイスによって出しやすくなった時の言葉です。
(アドバイスの内容を詳しく知りたい方は、レッスンで聞きにきてください😊)
自分の中では、話し声に近いような、弱い音に感じてしまい
「これでいいの?」「楽してしまってるんじゃないか」と不完全燃焼だったのですが、
「それで十分なんです」と先生に言われた時に、自分の中でスッと解決した気持ちになりました。
後で録音を聞き直して比較して、さらに納得しました。
自分の感覚と、聞いている人が受け取る感覚の溝を埋めていく作業が、
ボイストレーニングを受ける意義のうちの一つなんだなとその時実感しました。
③最後に…宣伝
今月の小話はお楽しみいただけたでしょうか。
自分のエピソードをブログに書くのはとても勇気がいるので、
ここまでご覧いただき本当にありがとうございます!
そんな私の楽曲の中から
『A Day with…』をお聞きいただき今回はお別れといたしましょう。
それでは、また!