WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

母音を意識して話しましょう!

みなさんこんにちは!WACCA講師の楓華です!

主にミュージカルのボイトレコースや話し方コースの担当しています。

何となく言葉が発音しづらい?

みなさん自分が話している時に何を意識したことがありますか?

考えてみましょう!

鏡や動画で話している時の口の部分を見るとどこかしらに癖があったり、動くべきところが動いていない場合があります。

また、音や行によって話しづらい言葉があるかも知れません。

話すことは誰でも行っていることで、舞台に立つことを目指している人以外の仕事やプライベートでも必ず必要になってきますよね!

「滑舌が悪い」とよく言われる人には必見です!

私も元々滑舌がいい方ではなく、訓練で直せるようになったタイプです!

本番のセリフレベルになるといまだに意識しないと母音が潰れていることもあります…

母音のトレーニング

まずは母音のトレーニングについて書いていきます。

母音とは a・i・u・e・o の5音で、50音では「ん」以外この5つのどれかに分類されます。

「ん」は後ろにくる言葉によって発音が変わってきますのでここでは割愛します。

日本語は母音と子音が組み合わさって発音される言語になっています。

ですが普段は母音を意識して話さないと思います。

そこで言葉を全て母音だけで読んでみる練習をすると筋肉が鍛えられ滑舌も改善されます。

例えば、「私は歌が好きです」を母音に変えると「ああいあうああういえう」になります。

これを1音1音はっきり聞こえるように、大袈裟に顔の筋肉を使って発音してみます。

この時、同じ母音が2つ重なるところ(連母音)には注意です。

「いちご」だと「いいお」になりますが、発音してみると「いーお」に聞こえることが多いです。

3文字満遍なく聞かせるようにするには、共鳴変化が必要です。

わかりやすく言うと、「いいお」の場合2つ目の「い」の時に、更に頬を上にあげたり、お腹を使って前にアタックしたりすると声の当たる場所がかわり聴き取りやすくなります!

母音の発声で、口の周りの筋肉をしっかり使った後に子音を加えて話してみると「喋りやすくなった!」と感じる方が多いです!

普段どれだけ筋肉を使っていないか、ということもわかると思います。

顔の筋肉には30種類以上あって、それらを合わせた総称が表情筋になりますが、表情筋が衰えていると、たるみやしわの原因になったり、表情が乏しくなったりします。

普段マスクをすることが多い方は特に注意です!

滑舌もよくなり、顔の印象もよくなり一石二鳥になりますので、気になる方は是非一緒に話し方改善してみましょう!

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