みなさんこんにちは!wacca講師の楓華です!
主にミュージカルのボイトレコースを担当しています。
通らない声の原因
次第に暖かい日も増え、上着を着なくて済む季節かと思いきや今日はダウンコートにマフラー…
気温差が激しい季節は自律神経も乱れやすく、あらゆるところに不調がでやすいです。
そんな時こそいつもより深呼吸をしたり、睡眠をしっかりとったり、湯船にゆっくり浸かったりして身体を休めましょうね!

さて今日は「通らない声の原因」について書いていきます。
声が通る・通らない
歌に限らず、普通に話す声にも通る・通らないがありますよね。
実際に私が小学生のとき、集会で大きな声でフレーズを叫ぶ「呼びかけ」というものがあり、
聞こえづらいということで何度もやり直しをさせられたことを覚えています…!
声が通る・通らないは単に音量の問題だけではありません。
実際に自分の声が通るのか通っていないのかは第三者の目線から気がつくことが多いと思います。
例えば、何度も聞き返されたり、そもそも聞こえておらずスルーされたり…
そのような経験がある人は是非この後の文章を読んでくださいね!

声が通らない原因はいくつかあるのですが今日は「舌」の問題から説明していきたいと思います!
話す時に正しい舌の位置で話せていますか?ときいても、普段舌の位置などを特に気にされている人はほとんどいないと思います。
ですが、舌の位置は声を通りやすくするために重要な要素になります。
例えば、舌に力が入っていて喉の奥に引っ張られている状態だと声がこもりやすく聞こえます。
口腔内で響く場所が狭くなってしまうことが理由です。
では力を抜くにはどのようにしたり良いでしょうか?
舌は意識をしないと力が入っているのかどうか認識しにくい場所でもあります。
このようなトレーニングをして確かめてみましょう。
まず軽く口を空け、舌をまっすぐ口の外に出しましょう。
このまま何か話してみましょう。
「私の名前は〇〇です。よろしくお願いします。」
このように言葉を発した時に、
舌が口の中に引っ込んだり大きく動く場合は舌に力が入っている状態と言えます。
その時にどうしても舌が引っ込んでしまうと言う方は、ティッシュで軽く舌をつかみ、物理的に舌を止めるというのも一つの方法です。
舌を出した状態でも、どのような言葉を言っているか認識できる状態が理想的です。
滑舌に問題がある方にもすごく効果的なトレーニングになります◎
今回は声が通らない原因を1つ紹介しました。
舌については自分で気付けない部分も多いと思うので、是非このトレーニングをやってみてください!
声がクリアになって悩みが改善されたら嬉しいです!
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