WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

ネックの反りを確認しよう

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOL 講師の吉岡です。

WACCA MUSIC SCHOOL には、楽器をメインで演奏する方、弾き語りでアコギを使う方など、幅広いスタイルの生徒さんが通っています。

本日はその中でも、ギターやベースといった“竿物楽器”を弾く方を対象に、ネックの反りと調整の基本についてお話しします。

「ネックが反る」とは?

ギターやベースのネックは、弦の張力や湿度・気温の変化によって徐々に反っていくことがあります。

ネックが反ると弦高が変わり、押さえづらくなったり、音が詰まってしまうことがあります。

さらに反りが強い状態を放置すると、楽器自体に負担がかかってしまうので、普段から状態をチェックしておくことが大切です。

弦高とは?

弦高とは、弦と指板の間の距離のことです。

弦高が高すぎると押さえる際に力が必要になり、逆に低すぎると弦がフレットに触れてビビりや音詰まりが起こります。

適切に音が鳴る範囲であれば、弦高は演奏者の好みによる部分も大きいです。

それぞれメリット・デメリットがあり、時に“宗教戦争”のような議論になることもあります(笑)。

私は個人的に弦高低めの方が弾きやすいと感じています。

ネックの反りを確認しよう

ネックが弦側に曲がっている状態を「順反り」、逆方向に曲がっている状態を「逆反り」と呼びます。

まずはネックを上から、そして下から目視して、まっすぐかどうかを確認してみましょう。

次に、ギターをチューニングした状態で、1フレットと最終フレットを軽く押さえます。

その中央付近(だいたい7〜9フレットあたり)で、弦とフレットの間に適切な隙間があるかを確認します。

目安は 約0.5mm とされており、それより大きければ順反り、隙間がほとんどなければ逆反りと判断できます。

トラスロッドの調整

ギターやベースのネック内部には、反りを調整するための金属棒「トラスロッド」が入っています。

調整に必要なのは六角レンチです。

調整は必ず「弦を張った状態」で行います。

トラスロッドの位置はヘッド側にあるタイプや、ボディとネックの付け根部分にあるタイプなど、楽器によって異なるので、分からない場合は自身のモデルを調べてみてください。

基本的な調整方向は以下の通りです。

順反り → 時計回りに回す

逆反り → 反時計回りに回す

ただし、ここで特に注意したいのは回しすぎを防ぐことです。

木材は急激な変化に弱く、無理に回すとネックやロッドに大きな負担がかかってしまいます。

1日に回す量は90度以内を目安に、少しずつ調整するようにしましょう。

最後に

ネックの反りは、演奏性にも音にも大きく影響します。

気になる方は自分で無理に行わず、楽器店やレッスン時にお気軽にご相談ください。

大切な楽器を長く良い状態で使えるよう、お手伝いさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

また次回のブログでお会いしましょう。

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