こんにちは!
WACCA MUSIC SCHOOLの池田です。
今回は「姿勢と声の関係」についてお話しします!
歌を歌うとき、皆様声の出し方や呼吸を意識する方は多いですが、実は“姿勢”もとても大切なポイントなんです!
姿勢が整うと、呼吸の流れがスムーズになり、声の響きもぐっと変わります。
今日は、家でも意識できる姿勢のチェック方法と、歌うときに気をつけたいポイントをお伝えします!

姿勢が悪いと、なぜ声が出にくくなるのか?
姿勢が崩れると、呼吸に必要な「空気の通り道」が狭くなってしまいます。
例えば猫背の姿勢になると、胸が圧迫されて息を吸いづらくなり、お腹や背中の筋肉も使いにくくなります。
その結果、息の量が減って声が細くなったり、高音が出にくくなったりするのです。
また、頭が前に出てしまう「スマホ首」の状態も声に悪影響を与えます。
喉が圧迫されてしまい、発声時に無理な力が入りやすくなるため、長時間歌うと喉を痛めてしまう原因にもなります。
つまり!!良い声を出すためには、まず体の軸をまっすぐに整えることがとても大切なんです。

歌が安定する!?正しい姿勢のチェック方法!
鏡の前に立って、自分の姿勢をチェックしてみましょう!!
耳・肩・腰・くるぶしが一直線に並ぶのが理想です。
このラインが崩れている場合、体のどこかに余分な力が入っているサインです。
【ポイント】
・肩を上げずに、軽く後ろに引く
・あごを軽く引いて、頭を上から吊られているイメージ
・お腹と背中で体を支えるように立つ
この姿勢を意識するだけで、呼吸が深くなり、声が響きやすくなります。
最初は少し窮屈に感じるかもしれませんが、慣れてくると自然に体が軽くなります!
日常の中で姿勢を整えるコツ。
「姿勢をよくしよう」と思っても、気づくと猫背に戻ってしまう方も多いと思います。
そんなときは、日常の中で少しだけ意識を変えてみましょう。
・スマホを見る時間を減らして、顔を上げる
・椅子に座るときは浅めに座り、背筋を伸ばす
・1日数回、深呼吸をして体のバランスをリセットする
姿勢が整うと、呼吸も深くなり、声だけでなく表情まで明るくなります。
歌うときはもちろん、日常生活の中でも「まっすぐ立つ・まっすぐ座る」を意識してみてくださいね。
レッスン内では、ストレッチ方法なども生徒さんに合わせて指導しております。
体験レッスンでお待ちしております✨
