どうも、WACCAミュージックスクール中澤です!
生徒さんと話していると、「リズム感がないんです・・・」というお悩みを聞くことが多いです。
たしかにリズム感って音程を合わせるなどと比べると方法がわからずなんだか難しそうですよね。
ただ「リズム感」はあるだけで歌がうまく聴こえたりするので、歌を練習するうえではかかせないんですね。
今日は歌う際にも作曲の際にも大事なリズム感の正体と練習の仕方をみていきましょう!
リズムってなんだ?
リズムとはいろいろな考え方がありますが、基本的には「時間の中にあらわれてくる音のパターン」のことです。
哲学的?いやいやそんなことありません。
たとえば換気扇が回っている音や電車のガタンゴトンという音にも、私たちは自然にリズムを感じますよね。
それは「同じ間隔で繰り返されるパターン」を脳が無意識にキャッチしているからなんです。
HipHopではサンプリングといって、そんな日常の音やノイズの中に現れる「そんな音をループさせるの?!」というパターンを使って作っている曲もめずらしくありません。
すこし話がそれてしまいましたが、つまり「リズム感がある」とはその「繰り返し」に乗れること。
ここをきたえてあげればいいんですね。
リズムにのれている人は何が違うのか?
リズム感があるひと、ないひと。一体何がちがうのか。
いくつかあると思いますが、大きな違いのひとつは「演奏されていない部分もリズムを感じているか」ということだと思います。
音が鳴ってない間も、体のどこかでリズムをキープしている。そんな歌手のかたを映像で見たことがあるのではないでしょうか。
自分が歌うときはどうですか?
体が自然に揺れてたり、膝がリズムに合わせて上下してたりしますか?
それがまさに「身体でリズムを取る」ということです。
今日からできる!リズム感を鍛える3つの方法
① 音楽のテンポに合わせて歩いてみる
お気に入りの曲を聴きながら歩いてみてください。
テンポに足を合わせて歩くだけで、拍感覚が身体に馴染んできます。
② メトロノームをかけて手拍子
基本ですが超効果的!「カチッ」の音に合わせて手を叩くだけ。
慣れてきたら1拍に鳴らす量をふやしてあげましょう。
どうしてもうまくいかない人は「肩を前後に揺らす」など身体を使ってテンポをキープすることからはじめましょう。
③「タカタカタカタカ」と口で刻む
リズムを口で言う「口ドラム」練習。
これができると、難しいリズムでも体内で拍をキープしやすくなります。
何をかくそう自分ももともとリズム感がありませんでした。
ただ地道なことの繰り返し、メトロノームの使い倒しですこしずつ上達していきました。
毎日のちょっとした意識で、誰でも少しずつ育てることができます。
「自分にはリズム感がない…」と思っていたあなたも、まずは歩きながらノるところから始めてみませんか?
その世界観にひたれて楽しいものですよ!
それではまた!