こんにちは!
WACCA MUSIC SCHOOLのayachiです🪷
🟣 令和のJ-POP、何が変わった?
平成の終わりから令和にかけて、日本のポップスは大きく変化しています。
一番の特徴は、ネット発のアーティストの台頭と音楽の聴き方の多様化ですね!
YouTubeやTikTokからヒットが生まれ、ストリーミングで国境を超えて楽曲が届く時代になりました。
🟣 ボーカル表現がより多彩に
ボイストレーナーとして注目しているのは、令和の歌声の多様化です。
たとえばYOASOBI、ずっと真夜中でいいのに。、Adoなどのヒット曲を聴くとわかるように、ハイトーンで抜け感のある声、エッジを効かせた地声ミックス、ウィスパーボイスなど、一人の歌い手が様々な声色を使い分けていますね。
従来の「張り上げて高音を出す」だけでなく、息のコントロールやリズムの遊び方が重視されているのが令和の特徴です。
🟣 令和アーティストの歌い方のポイント
最近のJ-POPでは、リスナーに“語りかけるような歌声”が好まれる傾向があります。
King Gnuの井口理さんのように、クラシックや合唱経験を活かした発声をポップスに落とし込むアーティストも増えました。
ボイストレーナーとして生徒さんに伝えているのは「声を張るより、声を操る」という意識です。
高音はミックスボイスやヘッドボイスを自然につなぎ、必要に応じてハスキー感やブレスを混ぜる練習が必須です!
🟣 トレーナー目線で見た令和の練習法
SNSで自分の歌を発信する人が増えた分、「どう聴かせるか」を考えた発声が必要です。
マイクに乗せたときに息漏れが心地よく聴こえるか、ウィスパーの中でも芯を失わないか、ピッチ補正を前提にせず歌い切る技術も求められます。
現代のシンガーは、音楽ジャンルに縛られずR&B、ヒップホップ、ボカロ曲など多様な曲調を歌いこなす柔軟さが重要です。
🟣 令和のJ-POPを歌いこなすには?
これから令和のJ-POPを歌いたい人は、ハイトーンの安定だけでなく、息遣い、声のキャラクターづくりを意識してみてください。
そして何より、曲に合わせて声を“演じ分ける”ことが、リスナーの心を動かす大きな武器になります。
私もトレーナーとして、技術だけでなく表現力を磨く練習を一緒に考えていきたいと思っています!