WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

洋楽で学ぶ英語

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOLの今野絵美理です。

先日、英語の歌を課題曲にしている生徒さんが

「課題曲を聞いているうちに英語耳になってきたのか、勉強の為に英語のニュースを聞いたり仕事で英語を使う事が苦じゃ無くなった!」

と話しているのを聞いて大変嬉しく思いました(o^^o)

私自身、洋楽は英語学習ツールの一つでした。

聞くだけでなく、洋楽を歌う様になり、耳が慣れてきたり会話表現も身につけられた様に思います。

歌詞の表記

今回は初めて覚えた洋楽、TLCの『No Scrubs』の歌詞から短縮表現についてご紹介したいと思います。

例えば『No Scrubs』の歌詞 ”Always talkin’ ’bout what he wants” には、英語のカジュアルな会話や音楽でよく見られる 省略表記(短縮表現) が複数含まれています。

英語の歌詞や会話では、発音しやすくするために一部を省略したり、くだけた形で書いたりすることがよくあります。

これを 省略表記(contraction / informal abbreviation) と言います。

省略されている箇所の解説

【talkin’ = talking】

  • 本来の形は talking(話している)。
  • -ing の「g」が省略されて、talkin’ となります。
  • 発音も /ˈtɔːkɪn/(トーキン)という感じ。
  • R&Bやラップ、口語英語で非常によく使われます。

例:
I’m workin’ late tonight. = I’m working late tonight.

【 ’bout = about】

  • 本来の形は about。
  • 頭の母音「a」が省略されて ’bout になります。
  • 発音も /baʊt/ と短くなります。
  • 「talk about」→「talk ’bout」などで使われることが多いです。

例:
Tell me ’bout your day. = Tell me about your day.

まとめ

音楽では省略表記が使われることで

  • リズムや韻に合わせやすくなる
  • より自然な話し言葉に近づく
  • 感情やキャラクターが際立つ

英語を学ぶ上で、こうした表現に慣れることで、リスニング力や会話力がグッと上がります。

次回のブログでは今回の歌詞を例に、もう少し深掘りした内容に触れたいと思います♪

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