WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

洋楽のcoverをスムーズに歌うための知っておくと良い事3選❣️

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOLの

三谷 ゆうこです!

今日は洋楽を楽しく歌う際に知っておくと良い事を3つお話してゆこうと思います。

①リエゾンする事により、 子音の欠落などが起こる、という事を理解する。

これまで英語の歌を歌ったことがないという状態で、はじめて洋楽を歌おうと思う時に上手く歌えない際陥っている事の一つとして、書かれているはずの単語の音が聴こえてこない!というものがあります。

この現象のひとつに、リエゾン(あるいはlinkingリンキングともいいます。)が起きている、という事が挙げられます。

リエゾンというのは、単語と単語の間の音をつなぐことにより、発音を滑らかにすることを意味します。

そのリエゾンは、いくつかのグループに分かれますが、今回はその中のひとつ、連結、についてご紹介いたします!

子音で終わる単語と、母音で始まる単語が続く場合に、音が繋がって発音されることがあります。

例えば、”When You Wish Upon A Star”(星に願いを)という曲のなかの、”wish upon” は “ウイッシュアポン” ではなく “ウィッシァポン” と発音されることがあります。

このように、単語そのものを追おうとするとつまづく事が多くなるかもしれず、洋楽の発音は難しいな、という印象を持たれる方が多いかもしれません。

焦らず一つ一つパターンを知ってゆくうち、どんどんと慣れていくものなのだ、思っていてくださいね♪

次回以降もう少し詳しく深掘りしてゆきますね^_−☆

②歌詞を見ないでまず耳から。

①とも関係していますが、よくありがちな事として、まず、初めて洋楽を歌おうとする時に、歌詞をしっかりと確認してから、歌おうとすることが挙げられます。

歌詞を目で追いながら歌おうとすると、どうしても字余りな所が多数存在し、歌い辛い事に気づくと思うのですが、多くの方は、まず、視覚情報として、文章を読みたい!という本能に従い、目で読んだ文章を発声しようとしてしまうのです。

数年前アナと雪の女王がはじめて公開された直後に、お子様とお母様のグループレッスンを行った事を思いだします!

ダンス教室にてLet It Goという有名な曲をみんなで歌いながら踊れるようになるため、初めに歌を歌うことになりました。

小学生のお子様は、間違えていても、エルサになりきり、歌えていない事は飛ばしながら同じ速さで歌ってどんどん先へ進むのですが、大人のグループは、文章の意味を考えたり、親しみのない単語につかえてしまいなかなか歌声が出てきません。

一時間半近くのレッスンでしたが、子ども達のグループは1番がまるまる、歌えるようになっていたのに対し、大人のグループは、その半分程の進み具合だったのです!

どちらが良い、というよりも、ここにスイスイと英語が歌えるようになる秘訣が隠されていると思いました。

耳から聞こえた通りに歌ってみる!という事を心がけていただくと、少しずつですが、早い時間で歌詞と仲良くなってゆける、という事を覚えておいてくださいね!

③リズムを取ることの重要性。

さて、その楽曲のスピードに合わせて、耳からの言葉を歌うことになれてきたら、今度は、そのテンポを身体の中に入れ込んでゆくことがとても重要になります。

1.2. 1.2 1.2と首を揺らしながら、まずじっくりきいてみて、その後、歌ってみるとだんだん面白いようにリズムが入ってゆくので、お試ししてみてくださいね✨

まとめ

以上のように、 洋楽を歌うのが、難しい!と思ってしまうら原因がいくつか、あるので、これらを一つ一つ紐解いて、英語の響きひとつひとつを楽しみながら、体に浸透させてゆき、楽しい洋楽ライフを送っていただけたら、とても嬉しく思います!

今後もシリーズ化して少しずつ洋楽を、歌う事の魅力についてお話しして行けたら良いな、と思います。

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