WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

必見!喉を守る秋冬の乾燥対策方

こんにちは!

WACCA MUSIC SCHOOLの岩間由明です!

すっかり季節は冬となり体調崩しやすい時期ですよね…また乾燥も酷いので喉のケアも一段と大切な時期でもあります。

そこで喉をしっかりと守りレッスンに励めるようにお家でも出来る対策法をご紹介致します!

即効ケア(今すぐ喉を戻したい・乾燥強めの時)

○スチーム&保湿

洗面器に熱めのお湯 → 蒸気をゆっくり吸う(2〜3分)

加湿器の前で深呼吸

“蒸気吸入器”があれば最強(舞台現場あるある)

○優しめのウォームアップ

乾燥してる日は絶対に張らない。

リップロール(声帯に最も優しい)

ハミング(mmm)

低めの音でスライド(軽く上下するだけ)

※乾燥してる状態でミックスや高音を出すのは声帯を傷めやすい。

○ぬるま湯 or 白湯をこまめに

一気飲みではなく、「一口ずつ高頻度」がプロの喉に効く。

甘い飲み物は粘膜が重くなるので避ける。

日常ケア(声帯のコンディションを一定に保つ)

○ 口腔と鼻腔を“湿った状態”で維持

口呼吸より鼻呼吸

寝るときは保湿マスク

部屋に濡れタオル・加湿器

○ 喉の筋バランスを整えるルーティン

乾燥に負けない声帯は「柔らかくしなやかな閉鎖」がカギ。

ストロートレーニング(細いストローで軽く発声)

低〜中音のハミング

顎・首・舌根のストレッチ(首前・舌を軽く出すetc)

“ガチ声出し”は本当に必要な時だけ。

毎日フルパワーは絶対に喉が乾燥で負ける。

○習慣系(プロほど差が出る部分)

カフェイン摂りすぎ注意

水分のベース量を上げておく(1日1.5〜2L目標)

アルコールは前日避ける

加湿スプレーは持ち歩く(喉より口腔保湿に効く)

本番前ケア(舞台前・長時間話す前の仕上げ)

○ウォームアップの順番を守る

乾燥時は特に段階的に温める。

1. ハミング

2. リップロール

3. ストロー発声

4. 軽いセリフ発声(強弱を急につけない)

5. 役の声に移行

→ 最初からセリフ読みはNG。

○粘膜コンディションの最終調整

白湯を一口

マスクで湿気をためる(5分でも違う)

極度の冷たい飲み物/熱すぎる飲み物は避ける

のど飴は刺激弱いハーブ系(ボイスケアのど飴等)

※甘い飴やミント強めは乾燥を誘発する。

○本番直前の禁止事項

大声で笑う

“がなり”系の発声

急激な高音チャレンジ

喉を鳴らす・咳払いで整えようとする

声帯が乾いてる時ほど、ちょっとした無理で炎症が出やすい。

また、極端に冷たい飲み物やカフェインの摂りすぎ、咳払いで整えようとしたりする行為も喉に負担がかかるので注意してくださいね…!

読んでくれてありがとうございます!

ではまた!

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