WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

それは歌が上手くなる前兆かも?

みなさんこんにちは!wacca講師の楓華です!
主にミュージカルのボイトレコースを担当しています。

新年も明けて2月になりますね!
寒い時期は続きますが、温かいものを飲んだり食べたりして、体を温めてポカポカな春を待ちましょう♪

歌が上手くなる前兆?

さて、今日は「歌が上手くなる前兆」ということでどんなものが挙げられるか書いていきたいと思います。

歌のレッスンは受けているけどなかなか上手くなっている気がしない方、
自主練のやり方がよくわからない方、
是非最後まで読んでいただけたらと思います!

前提として、歌やダンス、演技といった芸術は
「ここまで行ったら終わり!」というものでも
「1+1=2」のように正解が1つになるものでもありません。
どれだけ売れている俳優さんでも謙虚にもっともっとと上を目指しています。

みなさん自分の理想を叶えていきましょう!!

3つの前兆

では、早速本題に入ります。
前兆は大きく分けて3つに当たるかなと思います。

① 先生の言う、良し悪しが分かるようになる

これはよくあるのですが、
先生に発声で「今のいい!」と言われても自分ではどの部分が良かったのか理解ができていないということです。
良し悪しがわかるようになれば、レッスンで指摘されたことの再現が自分でできるようになります。
先生に指摘される前に自分で直して来られるので、レッスンでは更に上のアドバイスをもらうことができます。

② 他の人の歌を分析するようになる

今まではなんとなく聞き流していたり、いい歌だな〜程度だったものが、
「この歌手は地声は強いけど、裏声はもともと苦手なのかな」や「このフレーズは意図的にリズムをずらして歌っているな」など正解不正解に関わらず、歌い手の目線で曲について考えるようになります。

真似して歌ってみることで自分で歌うときのヒントになったり、引き出しが増えたりします。

③ 歌が歌いづらくなる

これは「え?」と思うかもしれませんが、
歌を良く直していく過程にはあるものです。
先生の言うことをスポンジのようによく吸収してレッスンしている方に多いです。

今までなんとなくやって来た発声から、しっかりプロに習った発声にしていくときに、
使って来なかった筋肉を動かしていくことになります。

呼吸の仕方も胸式から腹式に変わったり、染み付いているものを変える必要が出て来ます。
その時「歌いづらい」という感覚になることがあります。

私も最初に腹式を習ったとき、歌の歌い方を忘れたような感覚になりました。
でも、慣れた今はこれじゃないと!というくらい染み付いています。

喉が痛くなってしまう、などは問題がありますのでそこは無理せず先生に伝えましょう。

このように歌が上手くなるのには前兆があると考えています!
今悩んでいる方がこれを見て、「私ここから上手くなるんだ!」と希望を持ってもらえると嬉しいです。
是非前向きにレッスンしましょう♪

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