WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

ビブラートってどうやってやるの?

みなさんこんにちは!

wacca講師の楓華です!

主にミュージカルのボイトレコースを担当しています。

年末になりました。

本年も大変お世話になりました。

来年も引き続きよろしくお願いします。

ビブラートについて

さて、今日は歌の聴き心地を大分左右する「ビブラート」について書いていこうと思います。

ビブラートがかけられるとカラオケで高得点が取れたり、歌が上手く聴こえたり、出来るようになりたいという人も多いのではないでしょうか。

実際にビブラートが全くつかない方から自然についてしまう方までいるのですが、かかり方が一定じゃなかったり、意図しないところでビブラートをしてしまったり、実際にコントロールできるようになるまでが大切です!

私は自然とかかってしまうタイプだったので、過去にコーラスのレコーディングで、「ビブラートをできるだけかけないで歌って欲しい!」という指示があり苦労した経験があります…!

ビブラートのかけ方3種類

まず、ビブラートにはかけ方が大きく分けて3種類あります。

  • 喉で揺らす
  • アゴで揺らす
  • 横隔膜で揺らす

喉で揺らす、はハミングで練習してみましょう。

半音くらいの小さい音の幅でゆっくり〜徐々に早いスピードで揺らしてみるとできます。

アゴで揺らす、は一番簡単に出来る方法です。演歌歌手などがよく使っている手法で、スローテンポの曲に合っています。

最後に横隔膜で揺らす、はこの中で一番難易度が高いやり方になります。

ちなみに横隔膜とはどこかというと、肺の下にあり、ドーム状の形をしています。

犬が舌を出して呼吸をするように真似してみると、動く体の場所が横隔膜の位置です!

そこで、犬の真似をしてみながら声を出すとビブラートをかけることができます。

また、これも腹式呼吸が必須になります!

ある程度の息の量も必要になるので、呼吸のトレーニングにもなりますね。

横隔膜を揺らすテンポを一定にするトレーニングもあるのでぜひレッスンで聞いてください♪

曲の中で、伸ばす箇所はもちろん、短いフレーズの場所でも要所要所でビブラートを使っていくと曲の聴こえ方が全く変わってきます!

ぜひ皆さんもマスターして欲しいので、一度ご自身で試してみてください!

できないところはレッスンで一緒に考えながらチャレンジしてみましょう!

失敗の先にコツを掴める時がきます!

歌も地道なトレーニングをしなければいけない時期もありますが、楽しみながら一緒に頑張りましょうね。

それでは、来年も元気にレッスンでお会いしましょう!



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