WACCA MUSIC SCHOOL講師の萩原義人と申します。
今回は作詞作曲の手順と方法について、
初心者の方に向けて書いてみようと思います。
難しく考えずにまずは始めてみましょう!
作詞の基礎
【テーマを決めよう】
作曲を始めるための第一歩は、創作の原動力となるテーマを見つけることです。日常生活、自然、本、映画などからインスピレーションを得ることが重要です。
自分の感情や経験からどんな内容の曲にするのか、
プロのアーティストや作曲家の曲を参考にアイデアを探してみましょう。
【アイデアの整理】
そこで得たインスピレーションを整理してアイデアをまとめることが大切です。アイデアをノートに記録したり、スマホのメモ機能を利用して、
テーマごとに分類しましょう。
例えばラブソングとメッセージソングが頭の中でごちゃ混ぜになっていたりすると、
内容がまとまらなくなってしまうので
・Demo1 (ラブソング)
・Demo2 (メッセージソング)
など内容を整理した上でアイデアを探しましょう
【楽曲の構造を考える】
楽曲の構造を考えることも重要です。一般的な構造に囚われる必要はありませんが、
イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、ブリッジ、アウトロなど、
まずは基本を知ることも大切です。
楽曲の流れや展開を考えながら、適切な構造を選びましょう。
作曲の基礎
【コード(和音)を意識する】
コード(和音)は楽曲のハーモニーを支えます。適切なコードを選ぶことで、楽曲の雰囲気や感情を表現します。
「コードがわからないから鼻歌で作る」という人が多いですが、
同じメロディーでもコードによって全く印象は変わります。
まずはYouTubeなどで好きな曲のカラオケ音源やオフボーカル音源にあわせて
別のメロディーを考えてみるというのがおすすめです。
きっと最初は原曲に似てしまうと思いますが、それで大丈夫です。
まず「コードに合わせてメロディーを考える」ことに慣れましょう。
【メロディーを作る】
メロディーは楽曲の核となります。心に残るメロディーを作るために、どこで音が上がったり下がったりするとイメージに近くなるか試してみましょう。
もし楽器を弾ける人はスケールから作るという手もあります。
みなさんご存知のドレミファソラシドはメジャースケールと呼ばれるスケールです。
スケールやコード進行を基にメロディーを構築し、
どのメロディーがどのパート(Aメロ、Bメロ、サビ、ブリッジ)に合うか、
またどんなフレーズが耳に残るかを考えます。
【リズムとテンポを設定する】
リズムは楽曲の骨格を形成します。同じコード、同じメロディーでも、リズムが変わるとまるで別の曲になります。
適切なテンポやリズムパターンを選択し、メロディーや和音と調和させましょう。
リズムの変化やアクセントの配置によって、楽曲のダイナミクス(強弱)や展開を調節します。主にドラムのフレーズやパターンが重要です。
【編曲とアレンジメント】
最後に、楽曲を完成させるために編曲やアレンジメントを行います。これはある程度楽器の知識や経験がないと難しいので
アレンジができる人は上級者と呼べるでしょう。
楽器の配置やパートの割り振り、ダイナミクス(強弱)の調整など、
楽曲全体のバランスや表現を考えます。
これによって、作曲した楽曲がより完成度の高いものとなります。
以上が作詞作曲の手順と方法になります。
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