WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

絶対音感がなくてもできる!耳コピのコツとは?

こんにちは!WACCA MUSIC SCHOOLのハノンです!

今回は「耳コピのコツ」についてお話ししていきます。

耳コピって、最初は本当に難しく感じると思います。私も全然できなかったんですが、少しずつ慣れていくと「あ、聴き取れる!」って瞬間が増えてきました。今日はそのときに役立ったポイントを共有していきますね!

まずはキーを探してみる!

耳コピで大事なのは、まず「キー(調)」を探すことです。キーが分かると、その曲がどんな音を使っているかの枠組みが分かるんです。

「ドレミファソラシド」って、ピアノだと白い鍵盤だけでできてますよね。よく考えると白い鍵盤も黒い鍵盤もある中で白い鍵盤だけ選んで弾いています!

この選んで弾いている音程のことをスケールといいます!

普通音程は1オクターブに12音あるのですが、スケールを見つけると大体7音に絞られます。多くの曲はそのスケールの中で作られているので、「全部の音から探す」よりかなり耳コピが楽になります。

もちろん、例外でスケール外の音が出てくることもあります。でも最初は気にしすぎず、「大体この中から選ばれてるんだな」と思って耳を使うのが大事です。

例えば「この曲はCメジャーのキー」と分かったら、Cメジャースケール(ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ)の中を探せばいい、っていう目安になります。

キーの探し方についてはいろいろな方法がありますが、最初の方は調べてもいいと思います!

ベース音からコードを推測してみる

キーが分かったら、次はベース音に耳を向けてみましょう。これが大切です!

最初から複数の音を耳コピするのはとても難しいです。

ベースはコードの一番下の土台になっていることが多いので、ここを聴くだけで一気にヒントが増えます。

例えば、ベースが「C(ド)」だったら「C」か「Cm」のコードの可能性が高いです。こんなふうに候補を絞っていくと、耳コピがかなりやりやすくなります。

メジャーかマイナーかは、実際に弾いてみて「しっくりくる方」を選ぶといいと思います。

初心者の方は「ダイアトニックコード表」を横に置いてやるのもおすすめです!スケールのコード版みたいなもので、キーが分かれば「使われているコード」も一緒に見えてくるので、耳コピの助けになります。

まとめ

耳コピができるようになると、演奏をコピーするだけじゃなくて、作曲やアレンジの理解にもつながってくるんです。

自分の好きな曲の中に「こうなってたんだ!」って発見があると、めちゃくちゃ楽しいです。

耳コピは時間はかかりますが、やればやるほど少しずつわかるようになってくると思います!焦らず、楽しみながらチャレンジしてみてくださいね!

東京のボイトレスクール「WACCA MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!