はじめまして!このたびWACCA MUSIC SCHOOLでドラムとリズムの講師を務めさせていただくことになりました、ドラマーのマシータです。
ドラムレッスンはもちろん、WACCAではヴォイストレーニングでいらっしゃる生徒さんがおられますので、私はヴォーカリストの方々に向けてのリズムトレーニング・リズムレッスンも行なっています。
音楽における「リズム」とは?
「音楽(Music)」とは、「時間(Time)の経過における音の表現(Art)」だと思うのですが、もう少し細かくお伝えすると、「メロディー、ハーモニー、リズム、音色などの要素を含んだ「音」を、時間の経過とともに表現していく芸術」だと思います。
前述のとおり、「リズム」は音楽の中心的な要素の1つで、それは、「ビート(打つ、鼓動)」や「パルス(脈動)」とも言い換えられると思いますが、
人々が同じリズム(鼓動や脈動)を感じるとき、その人たち同士が「つながり」を感じている時だと思います。
また、声や音色、メロディやハーモニーも同様ですが、リズムは聴く人たちに様々な感情を引き起こすことが出来ます。
音楽は、私たちを元気づけたり、高揚させたり、落ち着かせてくれたりすることが出来ますよね。「リズム」ももちろん、音楽においてその重要な一役を担っているのです。
音楽におけるリズムとは、単に打楽器を叩くことだけではありません。歌も他の楽器もリズムの表現とともに歌唱や演奏があります。
あなたが表現したリズムが、たくさんの人たちにつながりを持たせることが出来たり、多くの人たちの感情を揺さぶって、たくさんの大きな感動を生んだとしたら、、それはどんなに素晴らしいことだと思いませんか?
どうやってリズムを学ぶの?
さて、そんな音楽にとってとても大切な「リズム」を、どうやって学んでいくのか、、、!
リズムは、体(Body)の動き(Moving)からの影響が大きいので、私のレッスンでは、手拍子(Clapping)や足で踏み鳴らして(Stomping)みたり、簡易な打楽器・パーカッションを鳴らしてもらうことで、リズムの表現や体感をしてもらうことから始まります。
最初は私の動きやビートを真似てもらったり、でもそれは、あくまで私の表現なので、生徒さんおひとりだけでも鳴らして(表現して)もらったり。
また、「音」は「時間の経過とともに(一瞬で)いなくなってしまう(けれど、その場にいて、それが聴こえた・それを聴いた人たちには皆で共有できる)もの」なので、目には見えないですよね。めちゃくちゃ当たり前なのですが、、!
そんな音楽、音を、視覚的に他者に伝えるひとつの方法として、音符や譜面があります。
私自身は、音楽は(目には見えない)音、なので、音符や譜面は「あくまで伝えるためのひとつの手段」という前提を生徒さんにお伝えして、音符のことを伝えていきます。
あなたが歌うその歌い出しは、何の音符なのか、タイムにおいてどこに位置しているのか、苦手と感じている箇所は音符で捉えるとどこに在るのか、などなど、生徒さんに伝えて実演をも見据えたトレーニング、レッスンをしていきます。
それともちろん、レッスン時には(必要なタイミングで)メトロノームを用います。彼らはとても優秀なタイムキーパーなので(笑)、ぜひ「仲良く共演」していけるようにしましょう。
あと、今回のブログでは最後に「リズムには『ツボ』がある」ということを書いておきますね。これはぜひ実際のレッスンでお伝えしたいと思います。(もしかしたら次回以降のブログでも少しずつご紹介していくかも…!?)
話がそれてしまうのですが、いろんな音楽学校や教室に関わってきた私ですが、こちらのWACCAは、とても「愛に溢れた場所」だと思っています。
講師の皆さまや運営ご関係者の皆さまから感じる「愛の波動」が本当に美しいのです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします!!