どうも、WACCAミュージックスクール講師の中澤です。
ギターの「弾き語り」ってかっこいいですよね。
でも、いざやってみようと思うと「同時に歌って弾くなんて難しそう!」そんな風におもうかたも多いかとおもいます。
ただギターボーカルは、一見複雑に見えてもひとつひとつは簡単なことの組み合わせだったりします。
今回は、弾き語りのやり方をレベルごとに解説していきます!
バンドとソロでは役割が違う!
まずは弾き語りのやり方を知る前に、どんな種類があるのかを知りましょう。
弾き語りには主に、バンドでの弾き語りと、ソロでの弾き語りがあります。
バンドでのギターボーカルは、バランスが命。
ギターが出しゃばりすぎてもダメだし、歌が埋もれてもダメ。
チームプレイの感覚が大事です。
一方、ソロの弾き語りではすべて自分のペース。
自由度は高いですが、その分「間」や「抑揚」を自分で作り出す必要があります。
どちらも一長一短。どちらのスタイルで活動するかによって練習方法も変わってきます。
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レベル別練習法!
初級
「ギターだけなら弾けるのに、歌が入ると急に崩れてしまう」
弾き語り初心者にはよくある話です。でも、心配いりません。
こんなことも慣れれば自然にできるようになります。
ポイントはギターと歌を分けて練習すること。
その後「簡単な弾き語り」→「レベルの高い弾き語り」とすすめていきます。
まず簡単なコードの曲を選んであげます。
たとえば尾崎豊 の「 卒業」など良いでしょう。
それをジャカジャカ弾くのではなく、歌いだしつまりコードの変わり目で一度だけ「じゃーん」と鳴らしてあげます。
これを歌に合わせて弾いてあげます。
最初はすごくゆっくりで大丈夫です。
はい、これで弾き語りできるようになりましたね。
じつは「弾き語り」はとても簡単なもので、こんな風にできてしまいます。
実際プロでも落ち着いた雰囲気を出すときはこんなふうな演奏をすることはあります。
中級
もちろんそれだけでものたりない!というひとはバッキング(伴奏)をできるようにしてあげるひつようがあります。
バッキングにはリズムを足していく必要があります。
つまり「ジャカジャカ」と弾けるようになるということですね。
これは「ジャン、ジャン」となっている間にテンポを足してあげるイメージです。
まずはダウンピッキングだけから、次第にアップピッキングも混ぜて「ジャカジャカ」させましょう!
徐々に弾き語りらしいノリが出てきますよ。
上級
更にリズムを細かくしたり、アルペジオという指引きの奏法を覚えると更に表現の幅が広がります。
到達には早くても1年くらいかかるかもしれません。
でもその分めちゃくちゃ楽しい世界が待ってます!
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まとめ
弾き語りは一見たいへんそうにに見えるかもしれませんが、実は「コードを押さえる」「歌を覚える」「合わせて鳴らす」の繰り返し。
感覚は少しずつ積み上がります。
最初の一歩は、ダウンピッキングで簡単なコードを鳴らしてみるところから。
自分のペースで、弾き語りをできるようになっていきましょう!
