WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

Procreate初心者のための実践ガイド①

こんにちわ!

WACCA MUSIC SCHOOLの中島飛太(なかじま ひょうた)です!

秋の夜長のお供にと始めたイラストのブログ。

私のおすすめのアプリでまずはお家時間を楽しんでみませんか?

「Procreateを買ったけど、何から始めればいいのか分からない」

ステップごとに何から始めたら良いのかを細かく、、、

とは言え入門編になるように難しい設定は後回し!

まずは“手を動かして慣れる”ことを目標にしていきましょう。

今回のステップはこんな感じ!!

STEP1:キャンバスを作る

STEP2:ブラシを選ぶ(実際に描いてみる)

STEP3:色を塗る

STEP4:レイヤーを知る

まずはこの4ステップで、Procreateに“慣れる”ことを目標に!

細かい設定は後回しでOK。手を動かして感覚をつかもう。

ステップ毎にまずは”手を動かしてみる”。

まずは直感的な操作性を意識して”手を動かしてみる”ことから始めてみましょう!

【STEP1:キャンバスを作る】

初歩の初歩。まずは”何か”を描けるスペースがなければ意味がないですよね。

最初の画面で右上の「+」から「スクリーンサイズ」を選ぶだけでOK。

まずは自由に描けるスペースを作ろう!

・アプリを開く
・右上の「+」をタップ
・「スクリーンサイズ」または「A4〜A3サイズ」を選択

おすすめは、
SNS投稿 → 「スクリーンサイズ」
印刷目的 → 「A4」〜「A3」
まずは描きやすいサイズでOKです!

デジタル画の利点その①

どんなサイズのキャンバスでも画面に映っているキャンバスは拡大縮小すれば一定の大きさにできるので、キャンバスの大きさに左右されないで絵を描くことができます!!

これによって常に全体像を把握しながら描くことができます。

【STEP2:ブラシを選ぶ(実際に描いてみる)】

次に画面右上の「筆アイコン」をタップすると、ブラシ一覧が出てきます。

最初は難しく考えず、次の3つだけ触ってみましょう!

おすすめはこの3つ

・6B鉛筆(下書きに) : 「スケッチ」欄
 紙に書いたようなざらっとした鉛筆の質感。

・スタジオペン(線画に) : 「インキング」欄
 クッキリとして滑らかな線が特徴です。アウトラインの使用に適しています。

・ソフトブラシ(影やぼかしに) : 「エアブラシ」欄
 影やぼかし表現に最適で、背景のなんとなく色を載せる時も活躍します。

余談ですが、消しゴムツールもペンと同様に色々なブラシツールの選択ができます。

消しゴムツールも併せて触っておくと分かりやすいでしょう!

【STEP3:色を塗る】

色塗りの手軽さを体感してみる!!

なんと言ってもデジタル画において色塗りは醍醐味の一つ!!

かなりの広範囲を一気に斑(ムラ)なく均等にしかも、、、何度も塗り直しができる!!!

手順は簡単。

・右上の「カラー円」をタップ!
・好きな色を選ぶ
・描いた線の中にドラッグ&ドロップで塗りつぶし。

(線画の線が全てくっついていないとはみ出してしまうので注意。)

この手軽さはデジタルならでは。

その上で、様々な色の塗り方があるので、それはまたの機会に。

デジタルイラストの根幹のシステム【レイヤー】を知る!

STEP4の「レイヤーを知る」ということですが、とにかくこのレイヤーという存在がとても重要になってくる!!

これを上手く使いこなせれば使いこなせるほど、デジタルイラストの世界がどんどん広がっていくと言っても過言ではないです。

そもそもレイヤーって何かというと、【絵を描くときの“透明なシート”のようなもの】です。


たとえばアニメのセル画を想像してください。背景の上にキャラクター、さらにその上に光や影――そんなふうに何枚も重ねて1枚の絵を作ります。

Procreateでも同じように、

・線画用レイヤー
・色塗り用レイヤー
・影やハイライト用レイヤー

と分けて描くことで、後から部分的に直したり、やり直したりしやすくなります。

レイヤーを使うメリット

・間違えてもすぐ修正できる
・色を変えたいときに他の部分に影響しない
・絵が整理されて見やすくなる

つまり、レイヤーを上手く使うと、「描く・塗る・直す」がとてもスムーズになるんです。

初心者こそ、最初から“レイヤー分け”を意識するのがおすすめです。

使い方は簡単。

右上の「二重四角アイコン」=レイヤーの一覧。

「+」ボタンで追加していくだけ。

でもまずは、初心者が覚えるべきはこの2つ!

・線画用レイヤー
・色塗り用レイヤー

線画を上、色を下に置くことで、失敗しても安心!

「線が汚れない」「やり直しがしやすい」など、絵を描く効率がぐんと上がります。

まずはこの4ステップで、Procreateに“慣れる”ことを目標に!

細かい設定は後回しでOK。手を動かして感覚をつかもう!

次回は実際に絵を描いてみようかなと思います。

それではまたお会いしましょう!

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