こんにちは!
WACCA MUSIC SCHOOLの池田です。
今回は「ボイトレの基礎」である呼吸法についてお話ししたいとおもいます。
普段の生活では意識しない【息の使い方】を少し変えるだけで、声の安定感や歌いやすさがぐっと変わります!
お家でもできる簡単な方法を紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね!
なぜ、呼吸が大切なの??
声は息の振動によって生まれます!
つまり、呼吸が安定していなければ声も安定しないのです。
息が浅いと高音が苦しくなったり、声が揺れてしまったりしますし、逆に息を使いすぎるとすぐに息切れしてしまいます!
安定した呼吸ができると、声量・響き・表現力が自然に増し、聴き手に安心感を与える声になります。
また、呼吸を深くする習慣はリラックス効果や姿勢改善にもつながり、歌だけでなく日常生活にも良い影響を与えてくれます!
お家でできる呼吸法トレーニング!!
ここからは、特別な道具を使わずにできる練習を紹介します!
① 腹式呼吸
仰向けに寝てお腹に手を置き、息を吸ったときにお腹がふくらむのを感じましょう。
吐くときは「スーーー」と細く長く出すのがポイントです。
② ロウソク呼吸
火を消さない程度にフッと息を吐くイメージで練習します。息を一気に出すのではなく、一定に保つ意識を身につけられます。
③ ストロー呼吸
ストローを使って吸ったり吐いたりするだけで、息の通り道を感じやすくなり、喉に力を入れずに呼吸をコントロールできます!!
これらを1日1〜2分から取り入れるだけでも、呼吸が楽になり、歌いやすさに直結します!!!
是非試してみてください。
呼吸法を歌に活かすコツは?
呼吸法の練習は、それだけで終わらせず歌に結びつけることが大切です!
例えばロングトーンを練習する前に腹式呼吸を意識すると、声が途切れず安定して伸びるようになります。
さらに呼吸が整うことで高音を出すときに喉に余計な力が入らず、自然と声が響くようになります。
呼吸は声の土台。
毎日のちょっとした練習で歌のレベルが確実に上がります!