こんにちは wacca music school ボーカル講師の児玉です。
みなさんは自分に似合う曲はどんな曲かご存知でしょうか。
そもそも曲に似合うとか似合わないとかあるの?という方もいらっしゃるでしょう。
例えば50代男性がコンセプトも何もかもそのまま fruits zipper を歌うとします。
似合っていますか?コンセプトやキーなど諸々いじって似合わせられそうですか?
今回はこういった内容でお話していきたいと思います。
声質を寄せる
みなさんの声質はどんな感じでしょうか。
太い、細い、ざらざら、ツルツル、キラキラ…など
色々あると思います。まずは近い声の歌手を探してモノマネしてみましょう。
声が近いかなんて、どう判断したらいいかわからないという方は、自分と似た体格や似た喋り方、似た顔のアーティストさんを探してみてください。(身長が高い男性ならコブクロの黒田さん、関西弁なら関ジャニさん…といった具合です)
ある程度顔や身体つき、声が似ている歌手の曲は似合うはずです。
自分のキャラクター設定
これはお客様から見て自分がどう見えているかです。
可愛く見えているなら、アイドル曲が似合う可能性がありますし、
かっこよく見えているならHIPHOPが似合う可能性もあります。
素が難しければ、なりたいキャラクターになりきってしまうのもありです。
元Berryz工房のももちさんは、なりきるタイプの方でしたね。
他人からどう見えているかも判断基準の一つです。
しっかりと自分のキャラクターを把握し、
どう歌えば歌に乗った言葉たちが”伝わる”のか
少し時間を割いてでも考えてみてください。
音楽性や客層
音楽で何を伝えたいですか?
ジャンルによって伝えやすさが変わります。
例えば、社会への不満を直接伝えやすいのは、RockやHIPHOPあたりですね。
後は客層を見ながら伝わりやすいジャンルを選んでみましょう。
最後に
似合う曲が見つかればベストですが、
似合わないからと言って、好きな曲を諦める必要もありません。
似合わせればいいんです。キーを上げ下げしたり、テンポを変えたり、
使う楽器を変えたり…
まずは自分の声を知って、いいところを探してみましょう