こんにちは
WACCA MUSIC SCHOOL ボーカル講師の小川明子です。
みなさん 歌う時 「舌」って意識してますかー?
「舌」がどうなってるかって重要
意外と見落としがち、気にしてないのが「舌」です。
私も昔は舌にすごい力が入っている状態で歌ってましたー。その結果「高音出しづらいー💦」「なんか響きが悪いー暗いー💦」みたいな感じでした。
舌はものすごく発声、歌唱に影響するのに 見落とされがちです。特に自己流のトレーニングにおいて。
ミックスボイス、ベルティング習得においてもとても重要!
ちょっとしたテストしてみましょう!
舌をべろ〜んと出してみてください。
舌が丸まったり、細くなったりしないように、あっかんべーの状態で 30秒〜1分そのままにしてみてください。
鏡見てやってね。
途中 舌が引っ込んできてしまう人がほとんどなのでは?
1分微動打にしなかった人は合格です。
舌が動いてしまう人は歌っている時も舌に力みがあったり、舌が引っ込むことによって声帯の内転不十分で息漏れ声や震える声、高音時は特に喉締めがあったり、発音の不明瞭さや音色響きの悪さにも繋がってしまいます。
次のステップ
では次に
あっかんべーの状態で 舌を動かさず出したまま Ah Ah Ahで「ドレミファソファミレド」と歌えるでしょうか?
多くの人が舌が引っ込んでいってしまうんじゃないでしょうか?
自分が思っているより 舌って無駄な力が入ってしまいます。
また舌を前に出す力が無さすぎて ひっくり返りや弱い声になってしまうことも。
舌もトレーニングが必要です。
じゃあどうすればいいのー?
じゃーどうすればいいのー?!
力って抜こうと思うと抜けなくないですかー?逆に力を抜こうと意識すればするほど力が入って来ちゃう。
ティッシュで舌先を押さえて引っ張り出してみましょう。そのままにして舌が引っ込まないようにして
Ah Ah Ah 「ドレミファソファミレド」やってみましょう。低めの楽な音程からでOKです。
舌が動かない、力が入らないことによって こもったAhがしっかりした安定した音になりましたか?
舌と繋がっている、舌骨筋肉群は、舌や喉の動きを助ける重要な役割があります。これらの筋肉を柔軟に使うトレーニングをしていきましょう。