WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

歌声の種類

みなさんこんにちは!wacca講師の楓華です!

主にミュージカルのボイトレコースを担当しています。

最近は暑い日が続いて、梅雨明けの前にもう夏が来ているような気分ですねー!

日焼けも注意な季節です…!

〜ボイス

今日は歌声の種類について書いていこうと思います。

歌を習っていると避けては通れない、

〜ボイス、というものの種類です。

ミュージカルでも、ポップスでも曲によって色々な声の出し方をして表現を豊かにしていきますよね。

一度は耳にしたことがある単語もあるかと思いますが、他の声の種類との違いも覚えていってくださいね!

① チェストボイス

地声に近い声で、名前の通り胸に響かせる発声です。

つまり、話している時の声に近く硬くて強い印象になります。

② ファルセット

こちらは聞いたことがあるのではないでしょうか?

高音で柔らかい印象になります。

レッスンではよく、ミッキーのモノマネをやってみて!と言ってファルセットを確認しています。

③ ミックスボイス

よく練習したいと言われるのがこのミックスボイスです。

地声と裏声の間であり、両方のいいところ取りの出し方でもあります。

強さと透明感のある成分の調合のような形です。

④ ヘッドボイス

ファルセットよりも強く聞こえる高音の声です。

ファルセットとの声の出し方の違いは、ヘッドボイスでは声帯の閉鎖を強めて息の漏れを減らします。

これにより芯のある音になります。

最後に

今回は4つ紹介しましたが、分け方によっては他にも色々な声の種類も出てきます。

また、ヘッドボイスとミックスボイスの境目などは曖昧であり人によって異なる感覚でもあります。

なのでこの曲のこの音のときはヘッドボイスの感覚、などと自分の中で出し方の使い分けができるようになるといいと思います!

声の出し方を使い分けられると、歌える曲もどんどん増えますし、聴き手に色んな印象を与えることができます。

例えば、ポピュラーなミュージカルの時にファルセットしか使えないと必ずもう少し芯の強いクリアな声が求められます。

こういう声が出したい!裏声がわからない!

声がこもる!など何か声に関しての向上心がある方は是非レッスンに来て学んでいきましょう!

私も元々裏声のファルセットが強い声質で、クラシック出身だと思われてきました…

ですが、長年かけていろいろな声を出せるようになりましたので、すぐに出来ない方の気持ちもすごくわかります…!

声帯も筋肉なので、すぐにできるようになるかどうかは人それぞれですがレッスンで一緒にステップアップしていきましょうね!

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