みなさん こんにちは
WACCA MUSIC SCHOOLの講師 小川明子です。
思い通りに歌えるようになるように、一緒に練習していきましょう。
「高音をパワフルに出して歌いたいー!」
「高音が裏声になって細くなってしまう。。。。。」
「ひっくり返ってしまう!」
という希望や悩みも持ってレッスンに来てくださる方がたくさんいます。
パワフルな高音は地声?!
「〇〇さん(歌手名)はパワフルに高音を地声で歌ってるから、
地声の音域を広げていけば高音をパワフルに歌えるようになる。」
というのは実は誤解があります。
そしてよくある質問が
「この曲のこの音は地声ですか?裏声ですか?」
私の答えはこれです。
「どっちでもありません」(ある意味どっちも)
髭男の藤原さんみたいに、ミセスの大森さん、ワンオクのTakaさんみたいに、
女性だとMISIAさん、Aimerさん、Superflyの志帆さん、LiSAさん、
アニソンやミュージカル、K-POPのシンガーたちが、
ミックスボイスやベルティングを使ってバランスよく歌っています。
高音は地声ではなく、地声感のある裏声、地声のように聞こえる裏声
それがヘッドボイスです。
最初のステップ(練習法)
地声と裏声が切り変わる換声点あたりの音程で音色が変わらず
スムーズに行き来ができるか練習していきましょう。
最初は小さめの音から始めてみるといいです。
音程は声帯の伸縮によってできているので、
声帯を伸縮させる筋肉群の運動能力が大きく関わっています。
なので首周りや舌に力みがあるとうまくできません。
この声帯の伸縮を感じながら音程の上下をさせていくといいでしょう。
声帯のストレッチ運動ですね。
低音(地声)から高音(裏声)に切り替わりなく移動できるか
まず練習してみてください。
声帯閉鎖をキープしつつ、高音にいってみましょう。
まずハミングやHe..⤴︎などでやってみてください。
できるようになったら 次のステップです。
地声感ある高音を目指して反復練習をして下さい。