WACCA MUSIC SCHOOL

講師ブログ

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

【ミックスボイス習得】自分のボイスタイプを知ろう

みなさん こんにちはー

WACCA Music School 講師の小川明子です。

新しい季節です。

新しい自分に出会うためボイストレーニング、ボーカルレッスンを始める方もたくさんいます。

ところで、

ミックスボイスを習得したい、低音から高音まできれいにつながり、

裏返ったりせず、高音で弱くなったりしないで歌い切りたいとみなさん思っていると思います。

正しい方法で練習していけば必ず自分が出したい声を手に入れることができます。

その前に今の自分のボイスタイプがどれなのか知ることが大切です。

その人のボイスタイプに合った練習やエクササイズをしないと逆に声が出しづらくなったり、今まで出せてた音も出せなくなったり、いくら練習しても出せるようにならないというようなことが起こってくるので気をつけてくださいね。

では今日は大きく分けて4つのボイスタイプを紹介します。

みなさんはどれに当たりますか?

①プル タイプ

(傾向)

地声(チェストボイス)のまま高音に上がっていった結果、叫び気味、力んだ声で叫び気味で声を張り上げてしまうタイプ。

声量もありパワフルに聞こえますが、高音が苦しくなり、叫んでうるさい歌声になってしまい、音程は特に高音がフラットする。

声門閉鎖が強すぎて、声帯への負担が多くなりポリープや声帯結節ができる危険もあります。

大袈裟に言うと、ドラえもんのジャイアンです。

ボリュームは大きい。

裏声が出せない。

声が枯れやすい。

などの特徴もあります。

リップバブル(リップロール)、裏声を出してみましょう。

②フリップ タイプ

(傾向)

いわゆる地声と裏声が真っ二つに分かれているタイプです。

ここまでは地声、ここからは裏声を出すと言う感じ。

低音はパワフルでボリュームも大きいが、高音は弱い裏声になってしまうので物足りなくなってしまう。

いわゆる裏返ってしまうタイプ。

なので高音をパワフルに出したいと思う人も多いです。

喚声点を綺麗につなぐ練習をしていきましょう。

③ライトチェスト タイプ

(傾向)

地声(チェストボイス)が弱く(またはない)。

声質は息っぽい、息漏れ気味、息が続かない、息のコントロールができない。

高音が出やすく、低音が出ない人も多い。

裏声(ファルセット)でどの全音域を歌うタイプ。

のコントロールもしづらい。

音程シャープする。

まず、しっかり地声(チェストボイス)の練習をしましょう。

④ミックスボイス タイプ

(傾向)

まさに地声(チェストボイス)から裏声(ヘッドボイス)が滑らかに繋がっている状態。

どの音程も音色や音量を変えずに歌うことができる。

声質は伸びやかで張りがあ理、芯がありつつ響きも豊かか。

音程、ダイナミクスなどコントロールができる。

どのキーの曲も歌える。

自分のタイプはどれでしょう?

最近はYouTubeやネットでボイトレ情報もたくさん知ることができますが、やり方を間違えたり、自分に合ってない方法をやってしまうと声の故障の原因にもなりますので気をつけてくださいね。

自己判断せず、ボイストレーナーにあなたの声を聞いてもらうことをお勧めします。

ボイスタイプに合わせて、あなただけのオーダーメイドのレッスン内容を組み立てていきますので、ぜひ一度レッスンに来てください。

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