WACCA MUSIC SCHOOL

お知らせ/コラム

毎月講師会、研修、発表を行いより良い教え方を共有し、成果の感じられるレッスンを行えるよう努めています。

声のコンディションは野菜で変わる?食事から始めるボイトレ

「今日はなんだか声が出にくいな…」「喉の調子がイマイチかも」

そんなとき、ボイストレーニングの前にチェックしておきたいのが“食事”です。

実は、日々の声のコンディションは、食べるものによって大きく左右されるんです。

野菜は“喉の守り神”?

喉を守るには「潤い」が不可欠。

特に野菜に多く含まれるビタミンA・C・Eは、粘膜の保護・修復をサポートする栄養素として有名です。

これらの栄養素は、喉の乾燥や炎症を防ぎ、発声に適した状態を保つのに役立ちます。

にんじん、小松菜、パプリカ、ブロッコリー…
色とりどりの野菜を組み合わせることで、バランスよく栄養を摂ることができます。

季節の変わり目にこそ、野菜が効く!

春や秋、急に寒くなった日などは、喉の不調が出やすい季節

そんなとき、食事で体調を整える意識がとても大切です。

温野菜やスープにして摂ることで、喉も身体も内側からあたたまり、発声が楽になるという声も多く聞かれます。

ちょっと声が出づらいと感じたら、ぜひ野菜を意識的に取り入れてみてくださいね。

「食べるボイトレ」を始めよう

「ボイトレ」と聞くと、発声練習や滑舌トレーニングを思い浮かべる方が多いかもしれません。

でも、毎日の食生活も、声を育てる大切なトレーニングなんです。

例えばこんな簡単なことから始めてみましょう。

  • 外食やコンビニご飯のときも、野菜の副菜をプラスする
  • 朝食にトマトやアボカドを一品添える
  • 乾燥する日は、にんじんポタージュや具沢山味噌汁で潤い補給

ちょっとした心がけが、あなたの“声の出やすさ”に大きな違いを生み出します。

声は、あなた自身がつくる楽器

WACCAでは「自分の声を大切に育てていく」ことを、何よりも大事にしています。

その第一歩が、身体と向き合うこと

そして、野菜を食べるという行動は、声を大事にすることと同じくらい価値のある習慣なんです。

今日のごはんに、少しだけ野菜を増やしてみてください。
その小さな一歩が、明日の声をもっと自由に、のびやかにしてくれるはずです。