Vtuberになりたいけど、なり方がわからないという人はかなり多くいらっしゃると思います。
特に、必要なアプリの数が多すぎて、どのアプリをどのタイミングで使ったら良いのかがわからないですよね。
そこで、今回はVtuberとして活動するまでの流れと必要なアプリ、そして躓きやすいポイントをわかりやすく解説していきます!
それでは行ってみましょう!
Vtuberになるために必要なアプリ
Vtuberになるためには以下のアプリが必要です。
①アバターを作るアプリ
②アバターを動かすアプリ
③動いているアバターを配信アプリに投影するアプリ
④配信アプリ
です。
順番に詳しくみていきましょう。
①アバターを作るアプリ
まず最初にアバターを作るのですが、作り方が大きく2つのルートに分かれます。
⑴イラストを用意して、それを動かすか
⑵3Dのアバターを作るか
です。
それぞれ必要なアプリが違いので、説明していきます。
⑴イラストを用意して、それを動かす
イラストを用意して、それを動かす場合、イラストのデータを用意すれば良いので、アバターを作るアプリは必要ありませんが、自分で描けない場合は人に依頼しなければなりません。
知り合いに頼んだり、「ココナラ」などのアプリを使って依頼しましょう。
メリットは、キャラクターデザインの自由度の高さです。
イラストを一から作るので、完全オリジナルのアバターを作ることができます。
デメリットはただ一つ、手間です。
イラスト用意する時点で、コストや時間がかなりかかります。
この方法は、かなり本気でVtuberをやっていこうという強い意志がある人に向いている方法でしょう。
⑵最初から3Dのアバターを作る
こちらは「vroid studio」というアプリを使って行います。
完全無料です。
⑴の方法は絵のスキルが必要だったのに対し、最初から3Dのアバターを作る場合は用意された3Dのパーツを自分好みに調整していくだけなので、スキルが必要無く誰でもできる所が魅力です。
筆者もこの方法でアバターを作りました。
(※詳しい作成方法は下記の動画を参照してくだい。この後の②③④の工程もわかりやすく説明されています。)
「vroid studio」ではサンプルとして3体のアバターが用意されているので、イメージに近いアバターを選んで、そのアバターの髪型や目の位置、鼻の位置などを細かく微調整して自分だけのアバターを作っていけます。
顔だけでも数十種類のパーツをミリ単位で調整していくので、こだわり始めるとかなり時間がかかりますが、それだけ自由度も高いです。
ただ、⑴の方法と比べれば、最初からフォーマット化された髪型や衣装などを選んでいく形になる分、デザインの自由度は落ちます。
完成したアバターは「vroid hub」というところに登録しておくと、「アバターを動かすアプリ」にアバターを読み込む作業の手間が減ります。
「vroid studio」は完全に初心者でも操作性がわかりやすく、誰でもアバターを作れるので、とにかくお金をかけずに早くアバターを作りたい人に非常にオススメです。
②アバターを動かすアプリ
ここからはアバターに動きを付けるアプリを紹介していきます。
イラストを用意した場合と、3Dのアバターを作った場合でそれぞれ必要なアプリが違うので、分けて紹介していきます。
イラストを動かすアプリ
こちらは「Live2D」というアプリを使います。
用意したイラストを「Live2D」に読み込むことで、細かく動きを付けていくことができます。
イラストのパーツを細かく分けて、それぞれに動きを付けていくので、初心者だと2.3ヶ月かかる作業だと言われています。
手間の大小よりも、オリジナリティを優先したい人にオススメの方法です。
「Live2D」はWindowsでもMacでも問題なく動作するようなので、お使いのパソコンで動かしてみてください。
3Dアバターを動かすアプリ
こちらの代表的なアプリは「Vtube studio」や「3tene」などです。
ここではパソコンがWindowsなのか、Macなのかが大きく関わってきます。
まず、基本的に3DアバターでVtuberをやるなら圧倒的にWindowsの方が有利です。
Macだと 、Vtuberをやるのに必要な機能が使えないことが非常に多いからです。
その上で、先程上げた2つのアプリはMacにも対応しています。
「Vtube studio」に関しては、サイトが英語表記になっていていきなり士気を削がれる感じがしたので、筆者は「3tene」を使っています。
「3tene」は公式サイトから簡単にインストールできます。
「3tene」はWindowsでもMacでも使えますが、Macに関しては問題があります。
Macには「仮想カメラ」という機能が存在しておらず、下記の画像の灰色の枠の部分が配信画面に映り込んでしまうのです。
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画面にアバターだけを表示したい場合は、「3tene PRO」を購入する必要があります。
ただ、「3tene PRO」 は1回買い切りで、値段も3000円程度とそこまで高くないので、本格的にやりたい人は購入すると良いでしょう。
「3tene PRO」には「syphon」という仮想カメラの代わりになってくれるアプリが導入されていて、アバターだけを表示できます。
「syphon」は「3tene PRO」の中に最初から入っているので、「syphon」を別途インストールする必要はありません。
公式の説明はこちら↓
Syphonの公式説明
この仮想カメラの問題さえ解決できれば、「3tene」はMacでも非常に使いやすいアプリです。
先程少し説明した「vroid hub」とも連携しているので、簡単な操作で「3tene」にアバターを読み込むことができます。
操作性もわかりやすいので、先程の動画を参照しながら使ってみてください。
③動いているアバターを配信アプリに投影するアプリ
ここからはイラストの人も3Dアバターの人も共通の操作になります。
アバターに動きを付けられたら、その画面を配信アプリに投影しなくてはいけません。
これには「OBS studio」と言われるアプリを使います。
こちらから簡単にダウンロードできます。
Windowsなら特に躓くポイントは無く、Macも「仮想カメラ」の問題さえ解決できれば問題無く動作します。
詳しくは先程の動画をご覧ください。
④配信アプリ
最後に、自分が配信や投稿をしたい配信アプリと、OBS studioを繋げればようやくVtuberとして活動することができます。
Youtube、TikTok、SHOWROOM、Twitch、ツイキャスなどなど、色々なアプリがあるので、自分の好みで選びましょう。
ここで、TikTokを選択した場合の注意点を説明します。
MacユーザーはTikTokではVtuber活動ができない
MacユーザーはTikTokではVtuber活動はできません。
現在、パソコンからTikTok配信をするためには「TikTok studio」というアプリが必要で、この「TikTok studio」はWindowsでしか使えないからです。
web上には「ブラウザでTikTokにログインし、Live GoというボタンからOBSと連携できる」という情報が出回っていますが、その機能は少し前から使えなくなっています。
TikTokをOBSと連携するには「TikTok studio」が必要です。
Windowsの人なら使えるので、自分のパソコンがWindowsなら、TikTokでVtuber活動をすることを選択肢に入れてみると良いでしょう。
「17LIVE」ならスマホ一台でVtuber活動ができる。
筆者はMacユーザーで、TikTokを使ってVtuber活動をしようと考えていました。
しかし、先述の理由から、それはできないとわかりました。
しかし、せっかく作ったアバターを使ってなんとか配信ができないものかと考えた結果、一つの結論に辿り着きました。
それが「17LIVE」です。
「17LIVE」は「vroid studio」・「vroid hub」と連携していて、スマホ一台で自分の作ったアバターを「17LIVE」のアプリ上に呼び出すことができます。
スマホ一台でVtuber活動をするなら「IRIAM」というアプリが有名ですが、「IRIAM」は絵を用意しなければならず、「vroid studio」からアバターを出力した際に用いられるvrm形式のファイルを読み込む機能もないため、「vroid studio」で作ったアバターは使えません。
つまり、筆者のように「vroid studio」でアバターを作った人がスマホで配信をする場合、必然的に選択肢が「17LIVE」に限られるのです。
「17LIVE」は「Live2D」とも連携しているので、スマホでの配信にこだわっている方は是非使ってみてください。
まとめ: WACCA MUSIC SCHOOLなら初心者でもVtuberになれる
いかがでしたでしょうか?
筆者がVtuber活動をするために苦労した話を全て書かせていただきました。
自分で調べてやっていたので、かなり苦労した思い出があります。
WACCA MUSIC SCHOOLのVtuberレッスンなら、ここまでの流れを苦労せずに行えますし、配信する上での話し方や、歌のスキルまで網羅的に学べます。
特に歌枠のVtuberを希望されている人にはオススメです。
興味のある人は東京のボイトレスクール「WACCA MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンへお越しください。
それでは!